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歯磨き粉とジェル、どっちを選ぶべき?

2025年11月18日

みなさんこんにちは😊
安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科助手の宮本です🐈
だんだんと冷たい風が身に染みるようになってきましたね🍃この時は体調を崩しやすいですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか❓

さて、今回は【歯磨き粉とジェルの違い】についてお話ししていこうと思います。みなさんは歯磨き粉とジェルの違いがあるのをご存知ですか❓

歯磨き粉とジェル、どっちを選ぶべき?

毎日の歯磨きに欠かせない「歯磨き粉」。最近では「ジェルタイプ」も多く見かけるようになり、どちらを使えばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
実は、歯磨き粉とジェルには「使い心地」だけでなく「成分の配合」「効果の出方」にも違いがあります。

歯磨き粉とは? ― 研磨剤が特徴の“スタンダードタイプ”

まず、最も一般的なのが「歯磨き粉(ペーストタイプ)」です。
ペースト状で、ミントなどの香味剤が入っているものが多く、口の中をすっきりさせる効果があります。

特徴①:研磨剤で歯の表面をきれいに!!

歯磨き粉の大きな特徴は「研磨剤」が含まれていることです。
研磨剤には、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)や着色汚れを落とし、歯を白く保つ役割があります。
ただし、力を入れすぎると歯の表面(エナメル質)を傷つけてしまうことがあるため、やさしくブラッシングすることが大切です。

特徴②:発泡剤で泡立ちがよく、爽快感がある!!

一般的な歯磨き粉には「発泡剤(界面活性剤)」が入っており、泡立ちが良いのも特徴です。
口全体に歯磨き粉が行き渡りやすく、短時間でも磨いた気分になりやすいというメリットがあります。
しかし、泡が多いと口の中がすぐいっぱいになり、しっかり磨く前にすすいでしまう方も多いので注意が必要です。

特徴③:さまざまな薬用成分を配合!!

歯磨き粉には、むし歯予防や歯周病予防などの目的に応じた薬用成分が多く含まれています。
代表的なものとしては、
•フッ化ナトリウム(むし歯予防)
•クロルヘキシジン・トラネキサム酸(歯肉炎・歯周病予防)
•ポリリン酸ナトリウム(ステイン除去)
などがあります。
毎日使用することで、口腔内の健康維持に役立ちます。
安佐北区 歯医者 さまざまな薬用成分を配合!!

ジェルタイプとは? ― やさしくケアできる「低刺激タイプ」

一方、「ジェルタイプ」は、研磨剤や発泡剤が少ない、または含まれていないタイプが多いのが特徴です。
ペーストよりも滑らかなテクスチャーで、特に歯ぐきが敏感な方や、子ども、矯正中の方にもおすすめされています。

特徴① 研磨剤が少ない or 無配合!!

ジェルタイプの多くは、歯や歯ぐきを傷つけにくいように「研磨剤」を少なくしてあります。
そのため、インプラントやセラミックの補綴物(被せ物)をしている方、知覚過敏がある方にも安心です。
歯の表面を傷つけずに汚れを浮かせて落とすタイプが多いため、やさしい使用感が特徴です。

特徴② 泡立ちが少なく、しっかり磨ける!!

ジェルタイプは発泡剤が少ないため、泡立ちが控えめです。
その分、歯の隅々までしっかり見ながら磨けるのがメリットです。
歯磨き中に口の中が泡でいっぱいにならないので、丁寧なブラッシング習慣をつけたい方にも向いています。

特徴③ フッ素を長く歯にとどめやすい!!

ジェルタイプの中には「フッ素入り」のものも多くあります。
ペーストよりも粘度が高いため、フッ素が歯の表面に長くとどまりやすく、再石灰化(歯の修復)を促す効果が高いといわれています。
むし歯予防を重視したい方にはとてもおすすめです。
安佐北区 歯医者 フッ素を長く歯にとどめやすい!!

歯磨き粉とジェルの成分の違い

《成分》 歯磨き粉(ペースト)/ ジェルタイプ
《研磨剤》 多く含まれる  / 少ない、無配合
《発泡剤》 多く含まれる  / 少ない、無配合
《フッ素》 多く含まれる  / 含まれる製品も多い
《使用感》 すっきり・爽快   / やさしくしっとり
《向いている人》 着色汚れが気になる人 / 知覚過敏・お子様・矯正中の人
このように、どちらにもメリットとデメリットがあり、「どちらが良い」というよりは「どんな目的で使うか」で選ぶのがポイントです。

歯磨き粉とジェル、効果の違いは?

むし歯予防

むし歯予防の効果は、フッ素の含有量や使い方に左右されます。
ペースト・ジェルどちらでも、フッ素が適切に作用すればむし歯予防効果は十分に得られます。
ただし、ジェルの方がフッ素を長く歯面にとどめられるため、「うがいを控えめにしたい方」「お子さま」には特におすすめです。

安佐北区 歯医者 むし歯予防

歯周病予防効果

歯周病予防には、薬用成分の配合がポイントです。
例えば、ペーストタイプでは抗炎症成分や殺菌成分がしっかり入ったものが多く、歯肉炎の改善に効果的です。
一方、ジェルタイプは歯ぐきに直接塗り込むように使えるため、歯周病予防ジェルとしても利用できます。

安佐北区 歯医者 歯周病予防効果

着色・黄ばみ除去効果

着色(ステイン)を落としたい方には、研磨剤入りのペーストタイプがおすすめです。
ただし、毎回強く磨くと歯の表面を傷つけてしまうことがあるため、週に数回程度の使用に留め、普段はジェルタイプを併用する方法もあります。

安佐北区 歯医者 着色・黄ばみ除去効果

年齢別・目的別の選び方

① 子どもにおすすめなのは「ジェルタイプ」

乳歯や生えたばかりの永久歯は、まだ歯の表面(エナメル質)がやわらかく、むし歯になりやすい状態です。
そのため、研磨剤が少なく、フッ素を長くとどめられるジェルタイプがおすすめです。
また、泡立ちが少ないため、うがいが上手にできない小さなお子さんでも使いやすいという利点もあります。
・うがいが苦手な子には「うがい不要タイプ」「低濃度フッ素配合ジェル」を選ぶ
・生え始めの歯や矯正中の子どもにも安心
ジェルを歯ブラシにつけて優しく磨いた後、軽く吐き出すだけでも十分な効果が得られます。

② 大人におすすめなのは「ペースト+ジェルの併用」

成人の方は、食事や飲み物による着色汚れ(コーヒー、紅茶、ワインなど)が気になる方も多いでしょう。
そのような場合は、朝は研磨剤入りの歯磨き粉で着色を落とし、夜はジェルタイプでフッ素ケアという使い分けがおすすめです。

<例:使い分けの一例>

朝:ペーストタイプで口の中をすっきり → 着色予防
夜:ジェルタイプでしっとりケア → フッ素効果を持続
また、歯周病予防成分(殺菌・抗炎症成分)を配合した歯磨き粉を選ぶことで、歯ぐきの腫れや出血を防ぐ効果も期待できます。

③ 高齢の方・知覚過敏のある方は「低刺激ジェルタイプ」

年齢を重ねると、歯ぐきが下がって歯の根元が露出し、しみやすくなることがあります。
そのような場合には、研磨剤を含まない「低刺激ジェルタイプ」がおすすめです。
やさしく磨けて、歯ぐきや歯の根元を傷つける心配が少ないのが特徴です。
さらに、ドライマウス(口の乾燥)がある方には、保湿成分を含むジェルタイプを使うと口腔内を潤しながらケアができます。

歯磨き粉・ジェルの正しい使い方>

① 量は「歯ブラシの長さ1cmほど」で十分

たっぷり使う必要はなく、歯ブラシの毛先に1cmほどでOKです。
お子さんの場合は、年齢に応じて「米粒大〜グリーンピース大」が目安になります。

② 磨く時間は「2〜3分」が理想

歯磨き粉やジェルの成分をしっかり作用させるためには、2〜3分間ていねいに磨くことが大切です。
泡が少ないジェルタイプなら、歯の裏側や奥歯の隙間までしっかり見ながら磨けます。

③ すすぎすぎに注意!

歯磨きの後に何度も口をすすぐと、せっかくのフッ素が流れてしまいます。
おすすめは、1回だけ軽くすすぐこと。
少量の水で1〜2秒程度ゆすぐだけで、フッ素が歯の表面に残り、むし歯予防効果が高まります。

歯磨き粉とジェルを上手に使い分けるコツ

朝と夜で使い分ける

朝:泡立ちがよく爽快感のあるペーストタイプでリフレッシュ
夜:フッ素入りジェルでじっくりケアし、寝ている間のむし歯予防に

目的別に使い分ける

・着色汚れが気になる → 研磨剤入りペースト
・知覚過敏がある → 低刺激ジェル
・歯ぐきケアをしたい → 抗炎症ジェル
このように、使い分けることでそれぞれの良さを引き出せます。

《よくある質問Q&A》

Q:ジェルだけでも十分に汚れは落ちますか?

A:ジェルタイプでもブラッシングをしっかり行えば、プラーク(歯垢)を十分に落とすことができます。
特に研磨剤がなくても、歯ブラシの動かし方で清掃効果は変わります。

Q:ペーストとジェルを一緒に使ってもいいですか?

A:問題ありません。
たとえば、ペーストで磨いた後にフッ素ジェルを塗布して仕上げると、より高いむし歯予防効果が得られます。

Q:子どもがジェルを飲み込んでも大丈夫?

A:フッ素濃度が低いタイプ(500ppm程度)なら、少量を飲み込んでも安全です。
ただし、成分表示を確認し、年齢に合ったものを使用してください。

《まとめ》

自分に合ったタイプで毎日のケアを
歯磨き粉とジェルは、どちらが「良い・悪い」というものではありません。
それぞれに特徴と役割があり、年齢・お口の状態・目的によって使い分けることが大切です。
・着色汚れを落としたい方 → 歯磨き粉(ペースト)
・むし歯予防や低刺激ケアを重視したい方 → ジェルタイプ
・より高い効果を求めるなら → 朝夜・目的別の併用
日々のブラッシング習慣を少し工夫するだけで、口の中の健康を長く守ることができます。
ご自身やお子さまに合ったタイプを選んで、毎日のケアをより効果的に続けていきましょう。

安佐北区 歯医者 自分に合ったタイプで毎日のケア

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