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虫歯を放置するとどうなるの??

2025年5月16日

みなさんこんにちは😃

安佐北区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科衛生士の川本です。

「少ししみるけど、我慢できるから歯医者には行かなくてもいいかな…」そんなふうに虫歯を放置してしまった経験、ありませんか?

初期の虫歯はあまり痛みがないことも多いため、「いつか行こう」と後回しにしてしまいがちです。しかし、虫歯を放っておくと、進行するにつれてさまざまなトラブルを引き起こします。最悪の場合、大切な歯を失ってしまうこともあります、、、

今回は、虫歯を放置するとどのようなことが起こるのか、段階を追って詳しく解説します。

 

1.虫歯の進行段階と症状

虫歯は、進行度合いによって5段階に分類されます。それぞれの段階で、症状や治療内容が大きく変わってきます。

C0:初期の虫歯(脱灰)

表面のエナメル質が白く濁り始める状態で、まだ穴は空いていません。この段階では痛みもなく、自覚症状はほとんどありません。

放置のリスク: まだ歯を削る必要はなく、フッ素塗布や正しい歯みがきで元に戻せる可能性がありますが、放っておくと次の段階へ進行します。

C1:エナメル質の虫歯

エナメル質が溶けて黒っぽい穴があき始めます。

症状: 冷たいものがしみることがありますが、まだ軽度です。

放置のリスク: 小さなうちに治療すれば削る量も少なく、痛みもほとんどありません。放置すると内部の象牙質に虫歯が進行します。

C2:象牙質の虫歯

虫歯がエナメル質の内側にある象牙質にまで進行した状態です。

症状: 冷たいものや甘いものがしみたり、痛みが出たりすることがあります。

放置のリスク: この段階で治療を受ければ、比較的簡単な詰め物で済みますが、さらに放置すると神経まで達し、治療が複雑になります。

C3:神経(歯髄)まで達した虫歯

虫歯が神経に達し、炎症や感染が起きた状態です。

症状: ズキズキとした強い痛みが出ます。夜眠れないほど痛むことも。

放置のリスク: 神経を取り除く「根管治療」が必要となり、治療に時間と回数がかかります。痛みが一時的に消えても、神経が死んでいる可能性があり、歯の寿命は短くなります。

C4:歯の根だけが残る末期の虫歯

歯冠部(歯の頭の部分)が崩壊し、根っこだけが残ってしまっている状態です。

症状: 痛みがなくなることもありますが、それは神経が死んでしまっためです。膿がたまり、歯ぐきが腫れたり顔が腫れたりすることもあります。

放置のリスク: 抜歯が必要になるケースが多く、他の歯や全身への影響も出てきます。

2.虫歯を放置することで起きる影響

虫歯を放置することによって引き起こされるのは、歯の問題だけではありません。お口の中だけでなく、体全体にさまざまな影響を及ぼすことがあります。

①噛む力が弱くなる・咀嚼機能の低下

虫歯が進行すると、痛みで食事がしにくくなったり、噛むのを避けたりするようになります。そうすると、栄養の偏りや消化不良を招く可能性があります。

②周囲の歯への影響

虫歯を放っておくと、隣の健康な歯にも虫歯菌がうつることがあります。また、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼすこともあります。虫歯によって奥歯の高さが失われると、前歯に過剰な負担がかかったり、顎がズレたりすることがあります。

歯は1本でも失うと、全体の噛み合わせに大きな影響を与えます。

奥歯を失うと、食べ物がしっかり噛めない、顎の動きが偏る、他の歯が動いて全体のバランスが崩れるといった影響が出てきてしまいます。このように、虫歯によって歯を失うと、口全体の噛み合わせが崩壊するリスクがあるのです。

③口臭の原因に

虫歯が進行すると、膿や腐敗臭をともなうことがあり、強い口臭が発生する場合があります。

④歯ぐきや骨への感染拡大(歯周病との関連)

進行した虫歯から細菌が歯ぐきや顎の骨に広がると、歯周病が悪化する原因にもなります。さらに重度になると「歯根嚢胞」や「骨髄炎」といった深刻な疾患を引き起こすこともあります。

⑤全身疾患へのリスク

口の中の細菌が血管に入り込むと、心内膜炎、糖尿病の悪化、誤嚥性肺炎など、全身に影響する疾患を引き起こすリスクが高まります。特に高齢者や持病のある方は注意が必要です。

「痛くなくなった」=治った、ではありません!!!!

虫歯が進行して神経が死んでしまうと、一時的に痛みがなくなることがあります。しかし、これは決して「治った」わけではなく、むしろ虫歯が末期に近づいている証拠です。。。😭

痛みがなくても、見た目や違和感がある場合は必ず歯科を受診しましょう。

3.虫歯を防ぐためにできること

虫歯は予防が可能な病気です。次のようなポイントを意識して、お口の健康を守りましょう。

•毎日の正しい歯みがき🪥→特に夜寝る前はしっかりと歯磨きをしましょう。特に就寝前は唾液の分泌が少なくなり、虫歯ができやすい時間帯なので、夜は時間をかけて正しく歯磨きをする習慣をつけましょう。磨き方や、歯ブラシの選択で気になることがあれば気軽にお声がけください😊

•フッ素入り歯みがき剤の使用→虫歯予防にはもちろん歯磨きが大切ですが、プラスでフッ素入りの歯磨き粉を使用するとより予防効果が高まります!フッ素には、「再石灰化」を促す働きや、歯を強くしてくれる働き、虫歯菌の活動を抑える働きがあります✨毎日の歯みがきに使うこと(朝・夜)、使用後は少量の水ですすぐ(あまり強くうがいしない)とより効果があります!

毎日の歯みがきにフッ素入りの歯みがき粉を取り入れることで、虫歯予防の効果がぐんと高まります。特にお子さまや虫歯ができやすい方には、積極的におすすめしています。

•甘いものをダラダラ食べない→規則正しい食生活を意識しましょう。どんなに歯磨きを頑張っていても日常の食生活がダラダラだと虫歯リスクがぐんと上がります😢間食の回数や時間を決めること、水分補給の飲み物もジュースではなくお茶か、お水に変えることを意識してみてください👌

 

•定期的な歯科健診(3ヶ月〜6ヶ月に1回)→当院では3ヶ月に1回の定期健診をしています。普段磨き残しをしてしまっている部分や歯ブラシでは取れない歯石などは定期健診で除去していきます。また、1年に一度はレントゲンを撮影し虫歯のチェックも行っています。定期的にお口の中をチェックしていくことで虫歯の早期発見につながります。

•シーラントやフッ素塗布などの予防処置(お子さまに特に有効)→大人の歯が生えてきたら予防処置をしていきましょう!

「少しでも気になったら」すぐにご相談を!!

虫歯は放置すればするほど、治療が大がかりになり、時間も費用もかかってしまいます。そして、何より大切なご自身の歯を失ってしまうかもしれません。

「少ししみる」「黒っぽくなっている気がする」

そんな小さなサインを見逃さず、できるだけ早くご相談ください。

予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ😋

虫歯のご相談・定期検診のご予約は、お電話またはLINEで承っております。小さなお子さまからご年配の方まで、安心して通っていただける歯科医院を目指しています。

広島市の歯科・小児歯科(こども歯科)・予防歯科・矯正歯科・インプラント・ホワイトニングは

かわもと歯科こども歯科クリニックへ

〒739-1431

広島県広島市安佐北区落合2丁目35-8-2

TEL: 082-845-6505

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