みなさんこんにちは😊☀️
安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科助手兼受付の山本です🌵
『歯ぎしり』や『食いしばり』という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
今日は歯ぎしりとは一体どんな状態のことなのか、歯ぎしりの原因、対処法について詳しくお話ししていきます♪!
『歯ぎしりってどんな状態?』
「歯ぎしり」と聞くと、多くの方が“寝ているときにギリギリと音を立てるもの”を思い浮かべるのではないでしょうか?🤔
実際、歯ぎしり(医学的には「ブラキシズム」と呼ばれます)とは、上下の歯を無意識にこすり合わせたり、強く噛みしめたりする習慣のことを指します。これは睡眠中だけでなく、日中にも起きることがあり、実は多くの人が知らず知らずのうちにしている行動です!
歯ぎしりは「癖」や「習慣」と捉えられることもありますが、実は歯や顎、全身に大きな影響を及ぼすことがあるため、放っておくのは危険なものなんです!!
『歯ぎしりの種類』
歯ぎしりにはいくつかのタイプがあり、人によって症状の出方が異なります。代表的な3つのタイプをご紹介します😌!
① グラインディング(横にギリギリとこする)
いわゆる「歯ぎしり」と呼ばれるものです👄
眠っている間に左右に歯をこすり合わせて「ギリギリ」と音を立てるのが特徴です。本人は気づかず、家族に指摘されて気づくことが多いです!
② クレンチング(食いしばり)
日中や就寝中に歯をグッと噛みしめる動きです。音がしないため見逃されやすいですが、筋肉や歯へのダメージは大きく、肩こりや頭痛の原因になることもあります。
③ タッピング(歯をカチカチ鳴らす)
上下の歯を小刻みに打ち合わせるような動きです。これも無意識に行われる場合が多く、特にストレスが強いときに見られることがあります。
『歯ぎしりによるダメージ』
「歯ぎしりぐらい…」と思われがちですが、実は長期間続くことで様々な不調の原因になります!
①歯への悪影響
•歯の摩耗(すり減り)
•詰め物・被せ物の脱離
•知覚過敏(冷たいものがしみる)
② 顎や筋肉への負担
•顎関節症(あごの関節の痛みやカクカク音)
•朝起きたときに顎が疲れている、だるい
•首や肩のこり、慢性頭痛
③睡眠への影響
•睡眠の質の低下
•熟睡できず、日中に眠気やだるさを感じる
•隣で眠っている人の睡眠妨害になることも…💤
このように、歯ぎしりは「ただの癖」ではなく、生活の質を大きく下げてしまう要因となり得ます😕💦!
『歯ぎしりの主な原因』
歯ぎしりの原因はひとつではありません!
歯ぎしりは複数の要素が絡み合って起こると考えられています。
よく見られる原因を5つご紹介します✨
① ストレス・心理的要因
最も大きな原因とされているのが精神的ストレスです。仕事や人間関係の悩み、緊張状態などが無意識のうちに体へと現れ、歯ぎしりや食いしばりになることがあります。
② 噛み合わせの不調
歯の高さや位置が合っていないと、自然とバランスを取ろうとして歯ぎしりが起こることがあります。詰め物や被せ物が合っていない場合も要注意です。
③ 習慣・姿勢
頬杖やうつぶせ寝など、あごに負担がかかる姿勢が続くと、歯ぎしりのリスクが高まります。また、スポーツや集中作業中に無意識で食いしばっている人も多いといわれています。
④ 睡眠の質の低下
不規則な生活、スマホの見すぎ、夜更かし、寝酒などで睡眠の質が落ちると、体が十分に休めず、歯ぎしりが起こる可能性が高まります。
⑤ アルコール・カフェインの摂取
寝る前のお酒やコーヒーも要注意です!神経が興奮状態になり、睡眠中に歯ぎしりが起こりやすくなるといわれています。
『 歯ぎしりセルフチェック』
ここで、歯ぎしりの簡単なセルフチェックをしてみましょう!
以下の項目に当てはまるものがないか確認してみましょう👄✨
•朝起きたときにあごが疲れている
•歯がすり減ってきた、欠けたことがある
•冷たいものがしみるようになった
•肩こりや頭痛がよくある
•家族に「寝てるとき歯ぎしりしてるよ」と言われた
•日中、無意識に歯を食いしばっていることがある
•詰め物や被せ物がよく外れる
2つ以上当てはまる方は、もしかしたら無意識のうちに歯ぎしりをしている可能性があります!😳
「もしかしたら歯ぎしりをしているかも…?」と少しでも心当たりがあれば歯医者さんの受診をおすすめします😊✨
『歯ぎしりのセルフケア』
歯ぎしりを改善するために、ご自宅でできる簡単なセルフケアについてお話しします😊すぐにすべてを変えるのは難しくても、少しずつ生活の中に取り入れることが大切です!💐
① ストレスをためこまない
ストレスは歯ぎしりの最大の原因とも言われています。日々の疲れや緊張をリセットできる時間を意識して作ってみましょう。
•深呼吸や瞑想、軽いストレッチ
•趣味に没頭する時間を確保する
•十分な睡眠・栄養のある食事を心がける
「私はストレスを感じているんだな」と自覚するだけでも、体の反応(歯ぎしり)にブレーキがかかることがあるといわれています。
②就寝前の習慣を見直す
良質な睡眠は歯ぎしり予防の第一歩です。以下のポイントに注意してみましょう!
•就寝前はスマホやパソコンを控える
•寝る前のアルコール・カフェインは避ける
•寝室を静かで落ち着ける空間に整える
音楽やアロマでリラックスするのもおすすめです🪷♪
③日中の食いしばりに気をつける
仕事中、運転中、家事中などに歯をグッと噛みしめていませんか?😳
•歯と歯が触れていない状態が本来のリラックスポジションです
•「あごの力を抜こう」と1日数回意識するだけで変わってきます
•パソコン画面や鏡に「歯を離す!」とメモを貼ってみるのも有効です😊
『歯医者さんでできる歯ぎしり対策』
セルフケアだけで改善が難しい場合や、すでに歯やあごにダメージが出ている場合は、歯医者さんでの診断と治療をおすすめします!🦷
歯医者さんでしている対策、治療法についてご紹介します♪
①ナイトガード(マウスピース)の作製
もっとも一般的な治療法です。歯型をとって作る、就寝時専用の透明なマウスピースです!
【効果】
•歯ぎしりの力を分散し、歯やあごを守る
•歯がすり減ったり欠けたりするのを防ぐ
•顎関節や筋肉の負担を軽減できる
【ポイント】
・保険適用で作れる場合が多く、経済的な負担も抑えられます
・2~3年使用可能(定期的な調整や交換は必要)
② 噛み合わせの調整
かみ合わせにズレがあると、それが歯ぎしりの引き金になることがあります。
•高すぎる詰め物・被せ物の調整
•歯のすり減りによる左右バランスの修正
•必要に応じて矯正治療の提案も
「なんとなく噛み合わせが変わった気がする」と感じたら、歯科医院で早めに確認しましょう。
③ボツリヌス療法(ボトックス治療)
⚠️当院では行っておりません
咬筋に直接ボツリヌストキシン(ボトックス)を注射し、筋肉の過剰な力を抑える治療法です。強い食いしばりに効果的とされています。
•数ヶ月で効果が現れ、繰り返し治療が可能
•顎の張り(エラ)も目立たなくなる美容的効果もある
•保険適用外のため、費用は事前に確認が必要
『まとめ』🐿️
歯ぎしりは「体からのSOSサイン」です!
体が無意識に「何か不調がありますよ」と伝えてくれているサインでもあります😣!
ストレスの蓄積や体のゆがみ、疲労など、原因をひとつずつ丁寧に見つけていくことがとても大切です✨
「最近ちょっと歯がしみる」「顎が痛い」「よく詰め物が外れる」…そんなときこそ、歯医者さんに相談するタイミングかもしれません。
「クセだから」「自然に治るから」と思って放置してしまう方も多いですが、実際には歯ぎしりは放っておくと大切な歯がどんどんダメージを受けてしまいます。
睡眠や生活習慣を見直すこと、無意識の食いしばりをやめる意識をもつこと、歯医者さんで早めに相談すること、これらを意識するだけでも、症状の悪化を防ぎ、改善へとつながります!⭐️
当院では、歯ぎしり用マウスピースの作製、かみ合わせのチェック、生活習慣のアドバイスなど、患者様一人ひとりに合ったサポートを行っております!⭐️
「歯ぎしり、気になってきたかも…」そう思ったら、ぜひ一度ご相談ください🐿️🌼
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