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日常的な癖が歯並びにどう影響するのか??

2025年2月28日

みなさんこんにちは😊☀️

安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科助手の小笠原です⛱️

皆さんは日常的な癖が歯並びに影響を及ぼしてしまうことをご存知でしたか⁉︎

私たちの歯並びは、遺伝や成長過程だけでなく、日常的に繰り返している癖や行動によっても大きな影響を受けます。知らず知らずのうちに行っている癖が、歯並びや口腔内の健康に悪影響を及ぼすことがあります。これを防ぐためには、まず自分の癖を理解し、改善することが重要です。

今回は、日常的な癖がどのように歯並びに影響を与えるのか、また、どのように予防、対処したらいいのかをお話しします。

1. 口呼吸とその影響

【口呼吸とは?】

口呼吸とは、口を開けて呼吸をすることです。これは鼻が詰まっているときや、習慣的に口を開けて呼吸している場合に起こります。特に子どもの場合、鼻呼吸をするべき年齢で口呼吸を続けていると、さまざまな問題が生じてしまいます。

口呼吸の主な原因として

•鼻づまり(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など)

•口周りの筋力低下(舌や口の筋肉が弱い)

•歯並びや顎の形の影響(開咬など)

•習慣的なもの(小さい頃からの癖)

【歯並びへの影響】

口呼吸が習慣化すると、舌の位置が正しくなくなり、歯の位置に悪影響を与えます。舌が上顎に正しく押し当てられず、歯が正常に並ぶことが難しくなります。その結果、歯並びが悪くなることがあり、特に前歯が突出する「出っ歯」や、歯の間に隙間ができることがあります。さらに、口呼吸をしていると、口内が乾燥しやすく、歯を守る唾液の分泌が減少します。これにより、虫歯や歯周病のリスクも高まりまってしまいます。

【予防方法】

口呼吸が習慣化している場合、鼻呼吸を意識的に行うようにしましょう。アレルギーや鼻づまりが原因で口呼吸が増える場合は、耳鼻科での治療を受けることも考慮すると良いでしょう。適切な治療と共に、呼吸法を見直すことが大切です。

指しゃぶりをやめるためには、親が優しく、時には専門家の助けを借りて指導を受けることが有効です。指しゃぶりをやめるための方法としては、代わりにおもちゃや指輪を使う、ストレスや不安を解消する方法を見つけるなどがあります。

2. 指しゃぶりと歯並び

【指しゃぶりの影響】

子どもが指をしゃぶることは、非常に一般的な癖です。しかし、この習慣が長期間続くと、歯並びに悪影響を与えることがあります。指しゃぶりをしていると、歯が正常に並ばず、上顎の前歯が前に突き出ることや、開咬(かいこう)という歯のかみ合わせの不正が生じることがあります。

指しゃぶりの主な理由として、

•本能的な行動(赤ちゃんは生まれつき吸う動作をする)

•安心感を得る(不安やストレスを和らげるため)

•眠る前の習慣(寝る前に落ち着くためのルーティン)

•退屈や暇つぶし(何もすることがないときに無意識にやる)

などがあげられています。

【歯並びへの影響】

指しゃぶりは、舌の位置を不自然にするだけでなく、歯に直接的な力を加えるため歯並びを乱す原因になります。特に、指しゃぶりを続けることで、上顎の前歯が出てきたり、下顎が後退したりすることがあります。また、指しゃぶりが癖になっていると歯と歯の間に隙間ができやすくなってしまいます。

【予防方法】

指しゃぶりは、なるべく早い段階でやめることが望ましいといわれています。

指しゃぶりをやめるためには、親が優しく、時には専門家の助けを借りて指導を受けることが有効です。指しゃぶりをやめるための方法としては、代わりにおもちゃや指輪を使う、ストレスや不安を解消する方法を見つけるなどがあります。

•無理に叱らない(ストレスで逆効果になることも)

•指しゃぶりの代わりになるものを用意する(ハンカチを握る、おもちゃを触るなど)

•根本的な原因を探る(不安やストレスが原因なら、安心できる環境を作る)

•寝るときに手袋をつける(寝る前に指しゃぶりをしないよう工夫)

•歯医者や小児科に相談する(歯並びへの影響が気になる場合)

指しゃぶりは成長とともに自然に減ることが多いですが、長く続く場合は優しくサポートしてあげることが大切です。

3. 食いしばりと歯並び

【食いしばりとは?】

食いしばりは、無意識に歯を強くかみしめる癖のことをいいます。ストレスや緊張、不安を感じたときに特に起こりやすい習慣です。この癖が続くと、歯に大きな負担がかかり、歯並びや歯の健康に影響を与えることがあります。

食いしばりの主な原因として、

•ストレスや緊張(精神的な負担が強いと、無意識に力が入る)

•姿勢の悪さ(猫背や顎の位置のズレが影響)

•噛み合わせの問題(歯並びや顎の形による影響)

•スポーツや力仕事(瞬間的に力を入れるときにくいしばることが多い)

•日常の癖(集中しているときに無意識にくいしばる)

などがあります。

【歯並びへの影響】

食いしばりは、歯に過剰な力をかけるため、歯の表面にひびが入ったり、歯が揺れたりすることがあります。さらに、歯並びを悪化させる原因にもなり得ます。特に歯がすり減ることで、歯並びが不正に見えることがあります。また、顎の関節に負担がかかることで、顎関節症を引き起こすこともあります。

【予防方法】

食いしばりを防ぐためには、リラックスできる時間を作ることが大切です。ストレス管理や睡眠の質を改善することも有効です。さらに、食いしばりを防止するためにマウスピースを使用することもあります。歯科医師と相談し、適切な方法を見つけることが重要です。

4. 舌癖と歯並び

【舌癖とは?】

舌癖は、舌を不適切な位置に置くことを指します。例えば、舌が歯の裏に押し当てられることが癖になると、歯並びに悪影響を与えることがあります。

舌癖の主なタイプとして

•舌突出癖(ぜつとっしゅつへき):舌を前歯で押す癖(出っ歯や開咬の原因になりやすい)

•舌を上下の歯の間に挟む癖:常に歯と歯の間に舌を入れる(噛み合わせに影響)

•舌の横を噛む癖:食事中や無意識に舌の側面を噛んでしまう

•飲み込むときに舌が前に出る(異常嚥下癖)

などがあります。

【歯並びへの影響】

舌癖が続くと、舌が歯に対して不自然な力を加え、歯が動く原因となります。特に前歯が突出する原因になることがあり、歯並びが悪化することがあります。また、舌が正しい位置にないと、口内のバランスが崩れるため、噛み合わせに影響を及ぼすこともあります。

また、発音にも大きく影響することもあります(サ行、タ行が発音しにくくなるなど)

【予防方法】

舌癖の予防として

①正しい舌の位置を覚える(スポットの意識)

舌の正しい位置(スポット)は、上の前歯の裏側、少し膨らんだ部分に舌の先を軽く当てることです。

•口を閉じたときに、舌全体が上顎に触れているのが理想

•唇は閉じて、上下の歯は軽く離す(歯は噛み合わせない)

2②MFT(口腔筋機能療法)で舌を鍛える

舌や口周りの筋肉を鍛えることで、舌癖の予防ができます。

•スポット訓練:舌先をスポットに当ててキープ(1回5秒×10回)

•ポッピング(舌の吸着トレーニング):舌全体を上顎にくっつけて「ポン」と音を鳴らす(10回)

•スラープ・スワロー(正しい飲み込みの練習):舌をスポットに置いたまま、舌を前に出さずに水を飲み込む

③口呼吸を防ぐ

舌癖と口呼吸は関係が深いため、鼻呼吸を習慣化することも重要です。

•鼻が詰まりやすい場合は耳鼻科を受診

•寝るときに口テープを貼る(鼻呼吸を促す)

④姿勢を正す

猫背や首が前に出る姿勢は、舌が正しい位置に収まりにくくなるため、次の3つを意識するといいと言われています。

⑴背筋を伸ばす

⑵頭を前に出さず、顎を引く

⑶PCやスマホを見るときは目線を上げる

舌癖(ぜつへき)の予防には、正しい舌の位置を意識し、口腔周りの筋肉を鍛えることが大切です。舌癖を放置すると、歯並びの乱れや発音の問題、口呼吸の原因になることもあるため、日頃から予防を意識することを心がけてみましょう。

5. 歯ぎしりと歯並び

【歯ぎしりの影響】

歯ぎしりは、寝ている間や無意識に歯を強くかみしめる癖です。この癖が続くと、歯がすり減ったり、割れたり、歯並びが崩れる原因になります。

歯ぎしりの主な種類として、

①グラインディング(Grinding)

•歯をギリギリとこすり合わせるタイプ

•音が出ることが多く、家族に指摘されることもある

②クレンチング(Clenching)

•歯を強く噛みしめるタイプ(音は出ないが歯や顎に大きな負担)

•ストレスが原因で日中にも起こることがある

③タッピング(Tapping)

•歯をカチカチと鳴らすタイプ

•比較的珍しいが、顎関節への負担が大きい

などがあります。

また、歯ぎしりの原因としては、

•ストレスや緊張(精神的な負担が大きいと無意識に歯ぎしりをする)

•噛み合わせの問題(歯並びのズレが影響)

•生活習慣(アルコール・カフェインの摂取、喫煙、睡眠不足)

•姿勢の悪さ(猫背や首の歪みが顎に影響)

•遺伝的要因(家族に歯ぎしりをする人が多い場合、発生しやすい)

などがあげられます。

【歯並びへの影響】

歯ぎしりを続けると、歯が摩耗して歯並びが変化することがあります。また、歯に大きな力がかかることで、歯が動いてしまい、噛み合わせが悪くなることがあります。

【予防方法】

歯ぎしりを防ぐためには、リラックスした状態で眠ることが大切です。ストレスを軽減するためにリラクゼーション法を取り入れたり、歯科でマウスピースを作成して歯ぎしりを防ぐことが効果的です。また、寝る前のカフェイン摂取や、スマホを避けるのも歯ぎしりを予防することにつながると言われています。

6. まとめ

日常的な癖が歯並びに及ぼす影響はとても大きく、長期間続けることで歯の健康や美しさに影響を与えてしまいます。

これらの癖を改善するためには、早期の気づきと対策が重要になってきます。

歯並びやお口の健康を守るためには、日常生活における習慣を見直すことが大切です。

もし気になる症状、癖がある場合は、かわもと歯科・こども歯科クリニックにお気軽にご相談ください。

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