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乳歯と永久歯🦷

2025年3月14日

みなさんこんにちは

安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科衛生士の土井です👑

1. 乳歯とは(こどもの歯)

乳歯は全部で20本あり、以下のように分類されます。

• 前歯(切歯):上下4本ずつ、計8本

• 犬歯:上下2本ずつ、計4本

• 臼歯(奥歯):上下4本ずつ、計8本

通常、生後6か月頃から生え始め、2歳半~3歳頃にすべての乳歯が生え揃います。

★乳歯が生える順番の一般的な流れ

1.6~8か月頃:下の前歯(下顎の中切歯)

2.7~10か月頃:上の前歯(上顎の中切歯)

3.9~13か月頃:側切歯(前歯の隣)

4.13~18か月頃:第一乳臼歯(最初の奥歯)

5.16~20か月頃:犬歯(前歯と奥歯の間)

6.20~30か月頃:第二乳臼歯(最後の奥歯)

2.乳歯の役割

乳歯は一時的な歯ですが、成長過程で重要な役割を果たします。

1. 食べ物を噛む(咀嚼機能)

→ 食事をしっかり噛むことで、消化を助け、栄養を効率よく吸収できる。

2. 発音を助ける

→ 正しい発音を学ぶために、歯の位置や形が影響する。

3. 永久歯の生えるスペースを確保

→ 乳歯が適切な位置にあることで、永久歯が正しく生えてくるガイドとなる。

4. 顔の形を整える

→ 歯並びが顔の骨格形成に影響し、バランスの取れた表情を作る。

乳歯の特徴

大きさ→小さい

色→白っぽい

エナメル質→薄く、むし歯になりやすい

役割→咀嚼、発音の補助、永久歯の誘導、顎の成長を助ける

抜ける時期→6歳頃~12歳頃

注意点:むし歯になりやすい、乳歯が抜けない場合は歯科相談

乳歯は永久歯と比べて小さく、白っぽい色をしています。また、エナメル質が薄いためむし歯になりやすいという特徴があります。

エナメル質とは、エナメル質(enamel)は、歯の最も外側を覆う硬い組織で、人体の中で最も硬い組織です。歯を保護する役割を持ち、むし歯や摩耗から歯を守ります。

乳歯は永久歯に比べてむし歯になりやすく、進行が早いのが特徴です。

 

乳歯がむし歯になりやすい理由

1. エナメル質が薄い → むし歯が進行しやすい

2. 歯の溝が深い → 食べかすが残りやすい

3. 歯の再生能力が低い → 一度むし歯になると進行が早い

4. 甘いものを食べる機会が多い → 砂糖の影響でむし歯リスクが高まる

 

むし歯を防ぐためのポイント

•仕上げ磨きをする(特に就寝前)

•フッ素入りの歯磨き粉を使用する

•定期的に歯科検診を受ける(3~6か月ごと)

•糖分の摂取を減らす、ダラダラ食べない飲まない(ジュース・お菓子など)

3. 乳歯から永久歯への生え変わり

乳歯は6歳頃から抜け始め、12歳前後でほとんどの永久歯に生え変わります。親知らずは、17~25歳頃に生えることが多いです。

生え変わりの順番

1. 6~7歳:下の前歯(切歯)、第一大臼歯(6歳臼歯)が生える

2. 7~9歳:上の前歯(切歯)、側切歯が生える

3. 9~12歳:犬歯、小臼歯が生える

4. 11~13歳:第二大臼歯が生える

5. 17~25歳:親知らずが生える(個人差あり)

★生え変わりの時期には個人差があります★

⚠️生え変わりの注意点⚠️

• 乳歯が抜ける前に永久歯が生えてくることがある(「二重歯列」)

• 乳歯が抜けない場合は歯科医に相談する

• 永久歯が生えるスペースが足りないと歯並びが悪くなる

 

1.永久歯とは

永久歯(えいきゅうし)は、乳歯が抜けた後に生えてくる一生使う歯です。乳歯よりも大きく、丈夫なエナメル質を持ちますが、一度削れると自然には再生しません。そのため、適切なケアが重要になります。

永久歯の本数と種類

永久歯は全部で28本~32本(親知らずを含む)あり、以下のように分類されます。

• 前歯(切歯):上下4本ずつ、計8本

• 犬歯:上下2本ずつ、計4本

• 小臼歯(乳歯にはない):上下4本ずつ、計8本

• 大臼歯(奥歯):上下4本ずつ、計8本(親知らずを除く)

• 親知らず(第三大臼歯):最大4本(生えない人もいる)

永久歯の特徴

大きさ→乳歯より大きくしっかりしている

色→やや黄色がかっている

エナメル質→厚くて丈夫(でも酸に弱い)

再生能力→なし(削れると元に戻らない)

役割→咀嚼・発音・顔のバランスを整える

弱点→むし歯・歯並びの乱れ・親知らずの問題

ケア方法→正しい歯磨き、フッ素、歯科検診、食生活の改善

永久歯は乳歯よりもエナメル質が厚くて丈夫ですが、一度むし歯になると進行が遅いため気づきにくく、悪化しやすいという特徴があります。適切なケアを怠ると、歯の神経までむし歯が進行し、最悪の場合、抜歯が必要になることもあります。

 

2. むし歯ができやすい場所

❶ 奥歯の溝(臼歯の噛む面)

→ 食べかすが溜まりやすく、磨き残しが多い

❷ 歯と歯の間

→ 歯ブラシでは届きにくく、プラーク(歯垢)が溜まりやすい

❸ 歯の根元

→ 加齢や歯周病で歯ぐきが下がると、象牙質が露出し、むし歯になりやすくなる

 

余談ですが、歯科での定期健診でC1(シーワン)やC2(シーツー)などの記号を聞いた事がありますか?これは虫歯の進行度を表しています!

C0(初期むし歯)白く濁る,まだ穴は開いていないが、フッ素で再石灰化可能

C1(表面のむし歯)黒ずみ、小さな穴,痛みはほぼないが、放置すると進行

C2(象牙質まで進行),冷たいものがしみる,痛みが出始めるため、早めの治療が必要

C3(神経まで進行)強い痛み,根管治療(歯の神経の治療)が必要になることが多い

C4(歯根だけ残る)神経が死んで痛みがなくなる,抜歯が必要になることが多い

3.永久歯の役割

永久歯は一生使う歯であり、以下のような役割を担います。

1. 食事をしっかり噛む

→ 食べ物を細かく砕き、消化を助ける。

2. 発音を明瞭にする

→ 歯が整っていることで、言葉を正しく発音しやすくなる。

3. 顔のバランスを整える

→ 歯並びが整うことで、顔の形や表情が自然になる。

4. 健康を維持する

→ 咬み合わせが悪いと、頭痛や肩こり、消化不良などの問題を引き起こすことがある。

 

✅ 毎日のケアが重要

•正しい歯磨き(フッ素入り歯磨き粉やフッ化物洗口の使用)

•定期的な歯科検診(3~6か月ごと)

•バランスの取れた食生活(カルシウム・ビタミンDを摂る)

永久歯は一生使う大切な歯なので、日頃からしっかりとケアをしましょう!


5. まとめ

乳歯も永久歯も私たちの日常生活において、食事をする、話す、表情を作るなど、非常に重要な役割を担っています。乳歯や永久歯が健康であることは、身体全体の健康にも深く関わっており、定期的な歯科検診がその維持に大いに貢献します。ここでは、乳歯・永久歯の定期検診がなぜ重要なのか、検診を受けることによって得られるメリットを詳しく解説します。

小さなお子さんも、大人のかたも歯科に対して恐怖心を抱かれることーがあると思います。しかし、定期健診を受けることで、歯科医院に対する恐怖心を和らげることができます。定期的に通院することで、歯科医院が怖い場所ではなく、むし歯を予防するための健康管理の場所であることと認識が変わっていただければ幸いです!

乳歯と永久歯の健康は、将来の歯の健康に大きな影響を与えます。定期健診を受けることで、むし歯や歯並び、噛み合わせの問題を早期に発見し、適切な治療を行うことができます。また、歯科医師や歯科衛生士から正しい歯磨き方法やケアの方法を学ぶことができ、健康な歯を保つための習慣を身につけることができます。早期の発見と予防が歯の健康を守るためには不可欠です!

 

 

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