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プラーク(歯垢)と歯石の違い🦠🌷

2025年9月12日

安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯医者、「かわもと歯科こども歯科クリニック」の歯科衛生士の前金です!🌷

夜は涼しくなってきましたがまだまだ日中は暑いですね🥵

最近は急な雨も多く服を選ぶのが大変です💧みなさんは体調崩されたりしていないですか?

今回はよく勘違いされるプラーク(歯垢)と歯石の違いについてお話ししていきます!

しっかりと違いや予防法をチェックして健康なお口で過ごしましょう!

歯石とプラークの違いとは?正しい理解でお口の健康を守ろう🦷

歯科でよく聞く「歯石」や「プラーク(歯垢)」という言葉。どちらも歯につく汚れを指しますが、実はまったく違うものです。

プラークは毎日の歯磨きで落とせますが、歯石は自分では取れません。

今回は、歯石とプラークの違い、放置するとどうなるのか、そして予防法や家庭でできるチェック方法、さらに歯石取りの適切な頻度までわかりやすく解説します

プラークとは?(歯垢)

まずはプラークから見ていきましょう。

✅プラークの正体

プラークは、歯の表面に付着する白っぽいネバネバした細菌のかたまりです。

食べかすではなく、生きた細菌が作るバイオフィルム(細菌の集合体)なのが特徴です。

歯ブラシでこすれば落とせますが、放置すると虫歯や歯周病の原因になります。

プラークはいつできる?

食事のあと4〜8時間ほどで歯の表面に作られ始めます。

完全に成熟するまでには約24時間かかるため、1日1回以上はしっかり歯を磨くことが重要です。

プラークがたまりやすい場所

•奥歯のかみ合わせの溝

•歯と歯の間

•歯と歯ぐきの境目

•歯並びが重なっている部分

これらの場所は歯ブラシだけでは届きにくいため、フロスや歯間ブラシも活用しましょう。

 

プラークはどのくらいでつく?

実は、プラークはとても早くつき始めます。

•歯を磨いた直後から数時間以内に細菌が付着し始める

•4〜8時間ほどで膜ができる

•24時間で成熟したプラーク(歯垢)に成長

つまり、「夜磨いたから朝は磨かなくてもいい」というわけではなく、1日2回ほどの歯磨きが必要です。

特に寝ている間は唾液が減って細菌が増えるため、朝の歯磨きはとても重要です。

歯石とは?

歯石の正体

歯石は、プラークが唾液中のカルシウムやリン酸と結びつき、硬く石のようになったものです。

表面はザラザラしており、さらにプラークが付着しやすい状態になります。

歯石はいつできる?

早い人ではプラークが付着して2日ほどで歯石化が始まります。

特に唾液の出る量が多い下の前歯の裏側、上の奥歯の外側にできやすい傾向があります。

歯石の種類

•歯肉縁上歯石

歯ぐきより上にできる白っぽい歯石。歯磨きで落とせず、歯科医院でのスケーリング(専用器具による除去)が必要です。

•歯肉縁下歯石

歯ぐきの中、歯周ポケットの奥にできる黒っぽい歯石。歯周病の進行とともに増えるため、歯科医院での専門的な治療が必須です。

プラークと歯石の大きな違い

☑️プラーク

細菌のかたまり

見た目 白っぽい、やわらかい

歯磨き・フロスで落とせる

虫歯・歯肉炎の原因

☑️歯石

白〜黄褐色、硬い

プラークが硬くなったもの

自分では取れない、歯科医院で除去

 歯周病の進行を早める

放置するとどうなる?

プラークも歯石も放置すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

☑️虫歯

プラークの中の細菌が糖分を分解して酸を作り、歯を溶かしていきます。

歯石があると表面がザラザラしてプラークがたまりやすくなるため、虫歯が進行しやすくなります。

☑️歯肉炎・歯周病

プラークや歯石が歯ぐきを刺激して炎症を起こすと、歯肉炎になります。

進行すると歯周病になり、歯を支える骨が溶け、最悪の場合歯を失うことになります。

歯肉炎の特徴

歯肉炎は、歯周病の初期段階です。次のようなサインがあれば要注意です。

•歯磨きのときに血が出る

•歯ぐきが赤く腫れている

•歯と歯の間の歯ぐきがぷっくりして丸く見える

•口臭が強くなった気がする

•冷たい水が少ししみることがある

歯肉炎の段階なら、しっかり歯磨き+歯石除去で元の健康な状態に戻せます。

逆にこの段階で放置すると、歯周病に進行し、歯を支える骨が減り始めます。

歯周病の特徴

歯周病は、歯ぐきだけでなく、歯を支える骨や歯周組織まで破壊される病気です。次のようなサインがあります。

•歯ぐきが赤紫色に腫れ、出血しやすい

•歯ぐきが下がり、歯が長く見える

•歯がぐらぐらして噛みにくい

•口臭が強くなる

•食べ物が歯の間に挟まりやすくなる

•最悪の場合、歯が抜けることもある

歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため、定期的な歯科検診と歯石除去が非常に重要です。

家庭でできるプラークチェック

「ちゃんと磨いているつもりなのに虫歯になる…」という方は、磨き残しが原因かもしれません。

そんなときは、染め出し液を使って磨き残しを確認するのがおすすめです。

🌼染め出し液の使い方

1.ドラッグストアや歯科医院で市販の染め出し液を用意

2.歯全体に塗るか、うがいをして歯を染める

3.鏡でチェックすると、プラークが残っている部分だけ赤や青に染まります

4.染まった部分を意識してもう一度磨き、落とし方を覚えていきます

週1回でも行うと、自分の苦手な磨き残しポイントがわかり、効率的なブラッシングができるようになります。

歯石がつきやすい人の特徴

•唾液のカルシウム濃度が高い人

•歯磨きの回数や時間が少ない人

•歯並びが悪く、磨きにくい部分が多い人

•喫煙習慣がある人(唾液の性質が変わり歯石がつきやすくなる)

歯石取りはどれくらいの頻度が理想?

歯石は時間がたつほど硬くなり、歯ぐきの奥まで入り込んでしまいます。

そのため、**3〜6か月に1回の定期的な歯石除去(スケーリング)**が理想です。

•歯石がつきやすい体質の方や喫煙者:より短い間隔でのチェックが安心

定期的に歯石を取ることで、歯周病の予防はもちろん、口臭対策や見た目の清潔感にもつながります。

歯石取りは痛い?

初めて歯石を取るとき、多くの方が「痛そう…」と不安になります。

痛みの感じ方は人によって違う

•歯ぐきが健康な方:ほとんど痛みを感じません。振動や器具が当たる感覚だけです。

•歯ぐきに炎症がある方:出血や軽い痛みを感じることがありますが、一時的です。

•歯石が多い方:初回は少し時間がかかり、敏感な部分はチクチクする感覚があるかもしれません。

痛みを減らす方法

•事前に「痛みに弱い」と伝える

•麻酔を使ったクリーニングが選べる場合もある

•定期的に通うと歯石が少なくなるため、次回から痛みはほぼなくなります

歯石を取った後は歯ぐきが引き締まり、スッキリ感や口臭の改善が期待できます。

歯石取り後の注意点

歯石を取った直後は、歯ぐきや歯の表面が敏感になっています。

次の点に気をつけると、回復がスムーズで快適です。

①出血

•歯ぐきが引き締まる過程で軽く出血することがあります。

•何度もうがいすると血が止まりにくくなるため、軽く1回だけ口をすすぎましょう。

②歯のしみ

•歯石に覆われていた部分が急に露出するため、冷たい水や風がしみることがあります。

•数日でおさまりますが、長引く場合は歯科で相談を。

③ブラッシング

•普段どおりの歯磨きを続け、プラークをためないようにします。

④再付着予防

•歯石は必ず再びつきます。

•定期的なクリーニングとセルフケアで、次回の歯石取りを楽にしましょう。

プラーク・歯石を予防する方法

•毎日の歯磨き+フロス・歯間ブラシでプラークを除去

•砂糖の摂取回数を減らす

•定期的な歯科検診と歯石除去で歯周病を予防

まとめ

•プラーク=やわらかい細菌のかたまり、毎日の歯磨きで落とせる

•歯石=プラークが硬くなったもの、自分では取れない

•染め出し液で磨き残しを確認すると予防効果アップ

•歯石は3〜6か月ごとに歯科医院で除去するのが理想

歯石やプラークをコントロールすることは、お口の健康を長く保つための第一歩です。

「最近歯石を取っていない」「歯ぐきから血が出る」と感じたら、早めに歯科医院へ相談しましょう。

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