安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯医者、「かわもと歯科こども歯科クリニック」の歯科衛生士の今田です😊
朝晩は涼しくなってきましたが、まだまだ暑い日が続きますね😰
フロス・歯間ブラシは毎日しないといけない?
~歯と歯の間のケアの大切さ~
はじめに
「毎日きちんと歯を磨いているのに、歯医者さんに行くと『フロスや歯間ブラシを使いましょう』と言われた」という経験はありませんか?
「歯ブラシだけで十分なのでは?」「フロスって子どもにも必要?」など、多くの患者様から質問されることが多いです。
実は、歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落としきれず、むし歯や歯周病の大きな原因になってしまうのです。
今回は、フロスや歯間ブラシを毎日使う必要性や、よくある疑問について分かりやすくお話しさせていただきます!
1. 歯ブラシだけでは落とせない汚れ
どんなに丁寧に歯を磨いても、歯ブラシだけで落とせる汚れは 全体の約6割 と言われています。特に歯と歯の間は毛先が届きにくいため、プラーク(細菌の塊)が残ってしまいます!
•歯ブラシだけ:清掃率 約60%
•歯ブラシ+フロス/歯間ブラシ:清掃率 約85〜95%
この差は非常に大きく、毎日の積み重ねが将来の歯の健康を左右します。
2. フロスと歯間ブラシの役割の違い
フロス(糸ようじ)
•歯と歯が接している部分の汚れを取る
•むし歯予防に特に有効
•子どもから大人まで使用可能
歯間ブラシ
•歯と歯の間にすき間がある部分を掃除
•歯ぐきの近くに溜まる汚れを落とす
•歯周病予防に特に有効
•ブリッジやインプラントの清掃にも使用
それぞれ得意な場所が異なるため、使い分けが大切になります。
3. フロスや歯間ブラシは毎日必要?
毎日の使用が理想的
プラークは24時間で成熟し、むし歯や歯周病の原因菌が増えやすくなります。そのため、フロスや歯間ブラシはできれば毎日、夜の歯磨きの際に取り入れていただくことがおすすめです!
難しい場合は?
「毎日は大変…」という方は、2日に1回からでも効果があります。大切なのは継続すること。少しずつ習慣化していきましょう。
4. 使わないとどうなる?
1.むし歯のリスク増加
歯と歯の間のむし歯は進行してから気づくことが多く、治療が大がかりになりやすいです。
2.歯周病の進行
汚れが歯ぐきに炎症を起こし、歯ぐきの腫れ・出血・骨の吸収につながります。
3.口臭の悪化
歯と歯の間に溜まった汚れは分解され、強い臭いを発生させます。
5. 正しい使い方
フロスの基本的な使い方
1.糸を40cmほど切り、指に巻きつける
2.歯と歯の間にゆっくり挿入
3.歯の側面に沿わせて上下に動かし、両側の面を清掃
※勢いよく入れると歯ぐきを傷めるため、やさしく操作するのがポイントです。
糸巻きタイプ、持ち手がついたタイプどちらでも大丈夫です。
歯間ブラシの基本的な使い方
1.歯と歯の間に合ったサイズを選ぶ
2.ゆっくり前後に数回動かす
3.無理に大きなサイズを使わない
※サイズは歯科医院で相談していただくことをおすすめします!
サイズがあわないと歯茎を傷つけてしまったり、歯茎を下げてしまう原因になります。
6. 患者さんがよく悩む質問Q&A
Q1. 子どもにもフロスは必要ですか?
はい。乳歯や生えたての永久歯はむし歯に弱いため、特に奥歯の間はフロスが効果的です。保護者の方が仕上げ磨きで使ってあげると安心です。
Q2. 歯間ブラシとフロス、両方必要ですか?
すき間がない部分はフロス、すき間がある部分は歯間ブラシ、と使い分けるのが理想です。歯科で「患者様になった必要な道具」を教えてもらうといいかもしれないですね!
Q3. 夜だけでいいですか?
はい。特に就寝中は唾液が減り細菌が繁殖しやすいので、夜の歯磨きの際に取り入れていただくことをおすすめです。余裕があれば朝も使うとさらに効果的です。
Q4. 血が出ると使ってはいけませんか?
いいえ。出血はすでに歯ぐきに炎症があるサインです。毎日続けることで少しずつ出血は減っていきます。むしろ使わないと悪化します。なので出血があっても使用していただいて大丈夫です。
Q5. 面倒で続けられません…どうすれば?
最初は全部の歯でなくても大丈夫です。気になる部分だけでも習慣にすると、自然と続けやすくなります。
Q6. インプラントやブリッジでも使えますか?
はい。むしろ汚れが溜まりやすいので必須です。専用のフロスや歯間ブラシもありますので、歯科で指導を受けると安心です。
Q7. 市販の糸ようじ(持ち手つきフロス)でも良いですか?
もちろん大丈夫です。特に初心者やお子さまは扱いやすいです。ただし、細かく動かしにくいので、慣れてきたら糸タイプに挑戦するとより効果的です。
Q8. 歯石取りと何が違うの?
フロスや歯間ブラシは「日常のセルフケア」で歯垢を落とす道具です。一方、歯石は固まった汚れなので、歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。
7. 続けるためのコツ
•歯ブラシと一緒に見える場所に置く
•「歯磨き後の最後に必ず使う」とルーティン化する
•最初は数本だけでOK、少しずつ範囲を広げる
•家族で一緒に始めると続けやすい
8.年代別の使い分け
子ども
•使う道具:基本はフロス
•乳歯や生えたばかりの永久歯は弱く、歯と歯の間からむし歯になりやすい
•保護者の仕上げ磨きでフロスを通してあげると効果的
•糸巻きタイプが難しい場合は、持ち手付きのフロス(Y字型)が便利
大人
•使う道具:フロス+必要に応じて歯間ブラシ
•20~40代は歯と歯の間がまだ狭いことが多いのでフロス中心
•歯周病が進み始めると歯ぐきが下がり、すき間に汚れが溜まりやすくなるため歯間ブラシを追加
•インプラント・矯正中の方も使用していただきたいです。
高齢者
•使う道具:歯間ブラシが中心、必要ならフロスも併用
•加齢とともに歯ぐきが下がり、歯と歯のすき間が広がる
•歯間ブラシを使うことで歯周病や口臭予防に効果的
•ブリッジ・入れ歯の周囲は特に汚れやすいので念入りに
•手先が不自由な場合は持ち手の長いタイプや太めの歯間ブラシが使いやすい
9. フロス・歯間ブラシの交換頻度について
フロスの場合
•使い捨てが基本です。
一度使用したフロスは唾液や細菌が付着しているため、再利用は衛生的ではありません。
•毎回新しいものを使用しましょう。
•持ち手付きの「糸ようじタイプ」も同じく、一度使ったら捨てるのが原則です。
👉 フロスは「歯磨き粉」と同じで消耗品。毎回交換することが大切です。
歯間ブラシの場合
•歯間ブラシは繰り返し使えますが、毛先が広がったり、ワイヤーが曲がったりしたら交換のサインです。
•使用回数の目安:
•1本で5~7回程度(個人差あり)
•力を入れすぎるとすぐに毛先が広がるため、やさしく使うのが長持ちのコツです。
•衛生面から、使用後はよく洗って乾燥させましょう。
👉 いつも同じ歯間ブラシを長期間使い続けるのは不衛生。毛先やワイヤーの状態を見て早めに交換しましょう。
最低でも一週間に一回は交換をしていただきたいです!
インプラントやブリッジに使う場合
•より清潔さが求められるため、早めの交換を心がけてください。
•歯科医院でフロスや歯間ブラシを紹介してもらうと安心です。
まとめ(交換頻度編)
•フロス→毎回使い捨て
•歯間ブラシ→5~7回程度で交換(毛先やワイヤーが変形したらすぐ交換)
最低でも一週間に一回は交換
•常に清潔な状態で使うことが、むし歯・歯周病予防の効果を高めます。
まとめ
フロスや歯間ブラシは「毎日しないといけないの?」と疑問に思われがちですが、答えは できる限り毎日が理想 です。
歯ブラシでは届かない「歯と歯の間」の汚れを落とすことで、むし歯・歯周病・口臭を予防できます。
最初は面倒に感じても、習慣にすれば数分で終わり、将来の歯の健康を守る大きな力になります。
ぜひ、今日から歯磨きにプラスして取り入れてみてください。
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