みなさんこんにちは😊
安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの橋本です🌉
毎日歯を磨いているのに「虫歯になった」「歯茎が腫れた」という経験はありませんか? 実は、歯ブラシだけでは歯の汚れを完全に落とすことができません。 そのため、デンタルフロスを併用することがとても大切です。
しかし、「フロスって本当に必要?」「使い方がよくわからない…」という方も多いかもしれません。そこで今回は、フロスの役割や重要性、正しい使い方について詳しく解説していきます!
第1章:フロスとは?
1. フロスの基本情報
フロスとは、歯と歯の間の汚れを取り除くための細い糸状の清掃器具の1つです。
毎日きちんとみがいていても、歯と歯の間にはハブラシの毛先が届きにくく、歯垢が残りがちなのです。そんな歯間をきれいにするには、デンタルフロスが効果的です!!歯ブラシでは届かない歯と歯の隙間に入り込み、プラーク(歯垢)をしっかり取り除く役割があります。歯と歯の間に入れたら上下に動かし、隣り合った歯の両方の面をみがきます。
初心者には「ホルダータイプ」が使いやすく、1日1回、就寝前の使用がおすすめです。
2. フロスと歯間ブラシの違い
「フロスと歯間ブラシ、どちらを使えばいいの?」と悩む方もいるかもしれません
フロス → 歯と歯の間が狭い部分の汚れを落とすのに適している
歯間ブラシ → 歯と歯の間が広い部分に適している
つまり、歯と歯の隙間が狭い方はフロス、広い方は歯間ブラシを使用するのがおすすめです。どちらが適しているか分からない場合は、歯科医院で相談してみましょう。
第2章:フロスを使うべき理由・おすすめする理由
デンタルフロスは、細い繊維(フィラメント)を束ねて糸状にしたもの。歯と歯の間の狭い隙間に通して、歯ブラシでは落としきれない歯垢をかき出すことができます。
歯ブラシに加えてデンタルフロスを使うメリットは、以下の4つです。
1. 歯と歯の間の歯垢除去効果がアップ!
歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくいため歯垢が残りやすい場所です。しかし、ハブラシとデンタルフロスを併用することで、歯と歯の間の歯垢を落とす効果は大幅にアップします。
2. むし歯や歯周病の予防になる
歯と歯の間に残った食べかすやプラークは、虫歯菌が増えてむし歯や歯周病の原因になります。その歯垢をよりキレイに落とせるということは、むし歯や歯周病の予防につながります。毎日行うことでむし歯や歯周病を予防しましょう。
3. 口臭の予防や改善につながる
口臭も、食べかすや歯垢などの汚れが原因になります。口臭は自分では気付きにくいことも。特に、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい方は、フロスを使うことで口臭を予防できますので毎日のフロッシングで歯垢をしっかり取り除き、口臭を予防、改善していきましょう。
4. むし歯や歯周病、詰めものなどの不具合を早期発見できる
歯と歯の間に汚れがたまると、歯茎が炎症を起こし、歯肉炎や歯周病の原因になります。歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶け、最悪の場合歯が抜けてしまうことも…。
デンタルフロスを使っていて、「いつも同じ場所で引っかかる」「フロスがばらけてしまう」「フロスが切れてしまう」などが気になる時は、むし歯ができている、もしくは詰めものや、かぶせものに不具合がある可能性があります。また、デンタルフロスを使うと「歯茎から血が出る」場合は、歯周病の疑いがあります。
しかし、フロスを習慣にすれば、歯周病を予防し、健康な歯茎を保つことができます!いずれの場合も、まずは歯科医院で診てもらうようにしましょう。
歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは約60%しか除去できません。
つまり、フロスを使わないと40%もの汚れが口の中に残ってしまうことになるのです!
第3章:フロスの正しい使い方
1. フロスの種類
フロスには主に2種類あります。
✅ ロールタイプ(糸巻きタイプ)
→ 自分で適切な長さにカットして使用する。奥歯の掃除に適しているが、使いこなすのに慣れが必要。
✅ ホルダータイプ(持ち手つき)
→ F字型やY字型があり、初心者でも使いやすい。特にY字型は奥歯の清掃に便利。
初心者の方はホルダータイプから始めるのがおすすめ!
2. フロスの使い方
(ロールタイプの場合)
① フロスを約40cm引き出し左右の指に巻き付ける
② 人差し指と親指でピンと張った状態とし1.5〜2cmの間隔を保つ
③ノコギリの刃を小さく引くように動かして歯間を通過させる
※歯と歯の間にゆっくり入れる(無理に入れない!)
④フロスを側面に沿わせて上下に優しく動かし歯間やポケット内を清掃する
⑦ 使用後はしっかり手を洗い、フロスは捨てる
ロールタイプの場合当院ではルシェロフロスを販売しております!
マイクロファイバー(極細繊維)の応用により実現した高いプラーク除去能力があり、歯茎を傷付けない柔らかな使用感があります。ミントワックス付きなので滑りやすくフロスに慣れていない方でも容易に歯間に入れることができます!
(ホルダータイプの場合)
①デンタルフロスを歯にあてる
歯と歯の間にデンタルフロスをあてます。
② 歯と歯の間に入れる
ゆっくり横に動かしながら、歯と歯の間に入れます。
③ 上下に動かす
中まで入ったら、上下に動かし、隣り合った歯の両方の面を磨きます。
④ 横に動かしながら取り出す
取り出す時も、ゆっくり横に動かしながら取り出します。
ホルダータイプも基本的な動作は同じですが、持ち手があるので比較的簡単に使えます!
ホルダータイプの場合当院ではウルトラフロスを販売しております!!
高耐久性、低摩擦力の「テクミロン」で繰り返し使えます。
デンタルフロスの取り扱い方法
1.使用後のお手入れ
使い捨てタイプと何回か繰り返し使えるタイプのものがあります。
商品の説明書を読んで使用しましょう。
2.取替え時期
使い捨てではないホルダータイプの場合は、約1〜2週間程使い続けることはできますが、毛が引っかかったり毛羽立ってきたら交換しましょう。使い捨てのホルダータイプの場合は、毎回交換するようにしましょう。糸まきタイプのデンタルフロスは使用した部分は廃棄しましょう。
第4章 「デンタルフロス」と「歯間ブラシ」の使い分け方は?
隙間の狭い部分にはデンタルフロス、隙間の広い部分には歯間ブラシを使うことをお勧めします。「デンタルフロス」は糸状なので、歯と歯の隙間が狭い部分の清掃に適しています。デンタルフロスは、子どもから大人まですべての方に使ってほしいアイテムの1つです。
子どもでも使用して良いのか悩まれる方もおられるかと思うのですが、乳歯のエナメル質は弱く、むし歯になりやすいので、「子ども」のむし歯予防のためにもデンタルフロスは有効です。自分で上手にできない場合は、保護者の方が仕上げ磨きの時に使ってあげると良いでしょう。小さい時からフロスを使うことに慣れていくことも虫歯予防の1つです!!
一方、「歯間ブラシ」は、歯と歯の隙間が広い部分や、ブリッジをしている部分の清掃に適した小さなブラシです。使用する時には、ご自分の歯の隙間にあった大きさの歯間ブラシを選ぶことが大切です。歯の状況に合わせて、デンタルフロスと歯間ブラシの両方を使い分けるのも効果的です。
第5章:フロスを使う際の注意点
1. 無理に力を入れない
フロスを勢いよく入れると、歯茎を傷つけてしまうことがあります。ゆっくりと優しく動かしましょう。
2. 1日1回、寝る前に使うのがベスト
フロスは毎日使うのが理想ですが、最低でも1日1回、寝る前に行うのが1番ベストです。夜寝ている間が1番細菌が繁殖しやすいため、寝る前にフロスを使うことで、虫歯や歯周病のリスクを減らせます。歯磨きの前に使用すると、汚れを歯の間に押し込んでしまうことも…
また、時間帯は朝昼夜の中だと、夜の寝る前がオススメです♪寝る前にしっかり汚れを落としましょう!
3. 出血が続く場合は歯科医院で相談を
歯茎に炎症がある場合など、デンタルフロスを使い始めた頃は出血する場合があります。出血が続いたり、痛みがあったりするような場合は無理して使用を続けるのではなく、一度歯科医院で相談してください。
について🦷✨
まとめ
フロスは、虫歯や歯周病を予防するために欠かせないアイテムです。毎日の歯磨きにフロスを取り入れることで、口の中の健康を保ち、将来の歯のトラブルを防ぐことができます。
「フロスの使い方がよく分からない…」「どのフロスを選べばいい?」という方は、お気軽にご相談ください!
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