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フッ素とキシリトールの違いについて🌈

2025年1月24日

みなさんこんにちは 

安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科衛生士の今田です☺️🌈

キシリトールとフッ素の違いについて

歯の健康を保つために欠かせない2つの成分、キシリトールとフッ素。それぞれが持つ役割や特徴について、お話ししていきます。本記事では、キシリトールとフッ素の違いを学んでいただき正しい使い方を知っていただくことで日々の歯のケアをより効果的にするための情報をお伝えさせていただきます!

第1章:キシリトールとは?その特徴と効果

1. キシリトールとは?

キシリトールは、自然界に存在する糖アルコールの一種です。白樺やトウモロコシなどの植物由来で、砂糖に近い甘さを持ちながらカロリーが低いことが特徴です。このため、砂糖の代替甘味料として知られています。

2. キシリトールが歯に良い理由

キシリトールの特筆すべき効果は「虫歯を予防する力」にあります。通常、虫歯菌(ミュータンス菌)は糖分を分解して酸を作り、その酸が歯を溶かして虫歯を引き起こします。しかし、キシリトールは虫歯菌に取り込まれても分解されず、酸が発生しません。さらに、キシリトールは虫歯菌の活動を抑制する作用もあるため、虫歯リスクを大幅に軽減します。

3. キシリトールの使い方

日常生活でキシリトールを取り入れるには、以下の方法がおすすめです。

•キシリトールガムを噛む:食後にガムを噛むことで唾液の分泌が促進され、口内が酸性から中性に戻りやすくなります。

•キシリトール入りの歯磨き粉を使用:虫歯菌の抑制効果を得ることができます。

注意点として、キシリトール製品を選ぶ際は「キシリトールの含有率」に注目しましょう。ガムなどの製品では、含有率が100%のものが効果的とされています。

第2章:フッ素とは?その特徴と効果

1. フッ素とは?

フッ素(フッ化物)は、自然界に存在する元素の一つで、歯のエナメル質を強化する働きを持つ物質です。歯科領域では、フッ素配合の歯磨き粉やフッ素塗布が広く用いられています。

2. フッ素が歯に与える効果

フッ素の主な効果は以下の3つです。

•歯の再石灰化を促進:フッ素は、初期段階の虫歯においてエナメル質の修復を助け、歯を強くします。

•酸に強いエナメル質の形成:フッ素が取り込まれることで、エナメル質が酸に溶けにくくなり、虫歯予防に繋がります。

•虫歯菌の活動を抑制:フッ素は虫歯菌の代謝を妨げることで、酸の生成を抑える効果があります。

3. フッ素の使い方

フッ素を活用する方法として、以下が挙げられます。

•フッ素配合の歯磨き粉を使う:歯磨きの際にフッ素を取り込むことで、日常的に歯を強化できます。大人の方は1450ppm、お子さんの場合は0〜5歳までは950ppm、6歳以上は大人と一緒で1450ppmのフッ素量を使用することができます。

•歯科医院でのフッ素塗布:特に子どもの歯には高濃度のフッ素塗布が効果的です。専門的なケアを受けることで、長期的に虫歯を予防できます。3ヶ月に一回に定期健診の際に高濃度フッ素塗布をおすすめしています。

 

4. フッ素の安全性

フッ素は適切な量を使用することで、安全かつ有効に利用できます。しかし、過剰摂取は「フッ素症」を引き起こす可能性があるため、歯科医師の指導に従って使用することが大切です。

第3章:キシリトールとフッ素の違いとは?

キシリトールとフッ素はどちらも虫歯予防に役立つ成分ですが、それぞれの効果や働き方には違いがあります。キシリトールとフッ素の違いをわかりやすくお話しします。

1. 主な働きの違い

•キシリトール

キシリトールは虫歯菌の活動を直接抑えることで虫歯を予防します。虫歯菌がエサとして利用できないため、菌の繁殖が抑えられ、酸の生成が減少します。

•フッ素

フッ素は歯そのものを強化し、虫歯の進行を防ぎます。初期虫歯の修復を促進し、酸に強いエナメル質を形成することで、歯を物理的に守ります。

2. 予防範囲の違い

•キシリトールの予防範囲

キシリトールは主に虫歯菌の活動を抑えるため、細菌による酸の生成を減少させる点で有効です。つまり、虫歯ができにくい環境を作り出します。

•フッ素の予防範囲

フッ素は歯自体を強化するため、初期段階の虫歯予防や進行抑制に優れています。また、歯全体に作用するため、歯のエナメル質を総合的に保護します。

3. 使い方の違い

•キシリトール

ガムや歯磨き粉などの日常的な製品に含まれることが多く、特に食後に摂取すると効果的です。また、キシリトールは甘味料としても利用できるため、おやつ代わりに取り入れることができます。キシリトールのお菓子を一度にたくさんの量を摂取しすぎてしまうと、個人差はありますがお腹が緩くなることがあるため、食べる量には気をつけてみてください。

•フッ素

歯磨き粉やフッ素塗布、洗口液など、歯科専用製品として使用されます。特に子どもには歯科医院でのフッ素塗布が推奨されており、高濃度のフッ素を効果的に活用できます。当院時でお家で使用できるフッ素として、オラブリスをおすすめしています。無味無臭で、ジェルの味が苦手なお子様やご家族全員で一緒に使用できます。うがい洗口液なので矯正装置のついてる方にも、おすすめです。フッ素ジェルよりも虫歯予防効果が高いといわれています。

4. メリットとデメリットの比較

キシリトール のメリット→虫歯菌の活動を抑える・虫歯予防に有効・安全性が高い

デメリット→摂取量が不足すると効果が出にくい

フッ素 のメリット→歯を強化し再石灰化を促進・虫歯の進行を抑制

デメリット→過剰摂取に注意が必要

第4章:キシリトールとフッ素を効果的に活用するには?

キシリトールとフッ素は、それぞれ異なる方法で虫歯を予防します。どちらか一方ではなく、両方をバランスよく活用することで、より効果的な虫歯予防が可能です。日常生活での取り入れ方をご紹介します。

1. 日常生活での使い分け

•キシリトールの活用

食後や間食の後にキシリトールガムやタブレットを噛むことで、唾液の分泌を促進し、虫歯菌の働きを抑えます。また、甘味料としてキシリトール100%のものを使った食品を選ぶのもおすすめです。

•フッ素の活用

毎日の歯磨きでフッ素配合の歯磨き粉を使い、フッ素を歯に届けましょう。さらに、定期的に歯科医院でのフッ素塗布を受けることで、歯を強化し虫歯を予防できます。

2. 両者を組み合わせたケアの例

•朝と夜の歯磨きでフッ素を使用

フッ素配合の歯磨き粉で歯を磨き、歯を強化します。歯磨き後はフッ素を流しすぎないように注意しましょう。

•日中にキシリトールガムを使用

特に食後や外出先ではキシリトールガムやキシリトールタブレットを噛むことで、酸の中和と虫歯菌の抑制が期待できます。

3. 歯科医師との相談を大切に

キシリトールとフッ素は、安全に使えば非常に有効ですが、使用方法や量には個人差があります。歯科医師や歯科衛生士に相談し、最適なケア方法を教えてもらいましょう。特に子どもや妊婦の方は専門的なアドバイスが重要です。

まとめ

キシリトールとフッ素は、それぞれ異なるアプローチで虫歯予防に効果を発揮します。両者を適切に活用することで、虫歯リスクを大幅に低減し、健康な歯を維持できます。今回のお話しを参考に、日々の歯のケアに役立ててみてください。

お知らせ!

当院では毎月イベントを行なっていますが、来月2月のイベントはかわくりキシリトールチョコレートイベント‼️2月3日(月曜)〜2月28日(金曜)の期間で平日の定期健診に来てくださった方へ感謝の気持ちを込めてキシリトールチョコレートをお一つプレゼント🎁させていただきます🥰🍫2月の定期健診ご予約まだの方は、ご連絡お待ちしています🎵

予約・問い合わせは電話またはLINEで

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TEL:082-845-6505

歯磨き粉の選び方と正しい使い方

2025年1月17日

 

 

みなさんこんにちは 

安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科衛生士の土井です。

歯周病・虫歯の原因と予防~歯肉炎との関係について

歯周病や虫歯は、日本人の多くが抱えるお口の健康トラブルです。これらの病気は、早期の予防や適切な治療で防ぐことができます。本記事では、歯周病や虫歯の原因、予防法、さらに初期段階である歯肉炎との関係について詳しく解説します。

歯周病とは?

歯周病は、歯ぐき(歯肉)や歯を支える骨に炎症が起きる病気です。初期段階は「歯肉炎」と呼ばれ、進行すると「歯周炎」となり、最終的に歯が抜けることもあります。

歯周病の原因

•プラーク(歯垢)の蓄積:プラークには細菌が多く含まれており、歯ぐきに炎症を引き起こします。

•不十分な口腔ケア:歯間の汚れを取り除けないことが原因になることが多いです。

•喫煙:喫煙は歯ぐきの血流を悪化させ、歯周病を悪化させる要因となります。

•ストレスや栄養不足:免疫力が低下することで、細菌への抵抗力が弱まります。

 

虫歯とは?

虫歯は、歯に付着したプラーク内の細菌が酸を生成し、歯のエナメル質や象牙質を溶かす病気です。放置すると、痛みや歯の損失につながります。

虫歯の原因

•糖質の摂取:細菌は糖質を分解して酸を作ります。甘いものの摂取が多いとリスクが高まります。

•プラークの蓄積:歯ブラシだけでは落とせない菌が残り、虫歯の温床となります。

•フッ素不足:フッ素は歯の再石灰化を助けるため、虫歯予防に重要です。

歯肉炎とは?

歯肉炎は、歯周病の初期段階です。歯ぐきに炎症が起き、赤く腫れたり出血する症状が見られます。この段階で適切なケアを行えば、完全に回復することが可能です。

歯肉炎の主な症状

•歯ぐきの腫れや赤み

•歯磨き時の出血

•口臭の増加

歯肉炎を放置すると?

歯肉炎を放置すると歯周炎に進行し、歯ぐきが下がったり、歯を支える骨が溶ける原因になります。

歯周病・虫歯・歯肉炎の予防法

共通する予防法

•正しい歯磨きです。歯と歯ぐきの境目を意識して磨き、一本一本丁寧に磨きましょう。寝る前の歯磨きでは、歯間ブラシやデンタルフロスを使い、歯と歯の間の汚れを取り除くと歯周病や虫歯予防により効果的です。

歯科医院での定期健診

早期発見・早期治療が重要です。3ヶ月に1回の定期健診が大切です。当院の定期健診では歯科衛生士の汚れの取りこぼしを目的として、毎回染め出しをします。染め出しとは、プラーク(歯垢)を分かりやすく、色をつけて汚れがどこについているのか一目でみることができます。さらにスケーリングといって歯石を除去し、歯周病や歯肉炎の原因を取り除きます。スケーリング後はPMTC(プロフェッショナルクリーニング)歯科衛生士による専用器具を使ったクリーニングで、プラークや着色を徹底的に落とします。最後にフッ素塗布をし歯を強化し、虫歯を予防します。

定期健診はもちろんのこと、ご自身での歯磨き、補助用具を使っての毎日のケアがとても大切です。歯磨きをする際には、ご自身のお口の中の状態によって適切な歯磨剤を選びましょう。

歯磨き粉は、日々の歯磨きをより効果的にし、歯と歯ぐきを健康に保つために欠かせないアイテムです。歯磨き粉にはさまざまな種類があり、それぞれの成分や目的が異なります。本記事では、歯周病、虫歯、知覚過敏、ホワイトニング、こども向けなど、それぞれのニーズに合った歯磨き粉の選び方と正しい使い方を分かりやすく解説します。

 歯周病対策の歯磨き粉

歯周病対策の歯磨き粉の特徴

•抗炎症成分:グリチルリチン酸や塩化セチルピリジニウム(CPC)などが歯ぐきの炎症を抑えます。

•殺菌成分:イソプロピルメチルフェノールやトリクロサンが歯周病菌の増殖を抑制します。

当院でおすすめしているのは、ジェルコートFです。殺菌成分の塩酸クロルヘキシジンが配合されています!

適切な使い方

1.歯ぐきを優しくマッサージするように磨きます。

2.毎食後の歯磨きを心がけ、特に寝る前のケアを徹底しましょう。

虫歯予防の歯磨き粉

虫歯予防の歯磨き粉の特徴

•フッ素(フッ化ナトリウム):歯の再石灰化を促進し、酸への耐性を強化します。

当院でおすすめしているのは、チャックアップスタンダードです。フッ素が1450ppmF配合されています。

知覚過敏の歯磨き粉

知覚過敏とは?

冷たいものや歯磨きするときに歯にしみる症状です。歯のエナメル質が薄くなったり、歯ぐきが下がることで象牙質が露出することが原因です。

知覚過敏対策の歯磨き粉の特徴

•硝酸カリウム:神経の興奮を抑え、刺激に対する感覚を鈍くします。

•フッ素:歯の表面を強化し、知覚過敏を和らげます。

•ヒドロキシアパタイト:歯の修復を助ける成分として注目されています。

★知覚過敏用の歯磨き粉を長期的に使うことで効果が現れます。

当院でおすすめしているのは、ヒスケアです。硝酸アルミニウム&乳酸アルミニウムがしみる原因の伝達をブロックしてくれます!

 ホワイトニング用歯磨き粉

歯の着色の原因:コーヒーや紅茶、タバコなどに含まれる色素が歯に沈着することで、歯が黄ばむことがあります。

ホワイトニング歯磨き粉の特徴

•ポリリン酸ナトリウム:歯の表面の着色汚れを浮かせて落とします。

•シリカ(研磨剤):歯の表面をやさしく磨き、汚れを除去します。

•過酸化尿素:歯の内部からの漂白効果を期待できます。

★ホワイトニング用歯磨き粉は、過度に使用すると歯の表面を傷つけることがあります。適度な頻度で使用し、歯科医師に相談することをおすすめします。

こども用の歯磨き粉

こども用歯磨き粉の選び方

•フッ素濃度:子どもの年齢に合わせて適切な濃度のフッ素が含まれているものを選びます。

•安全性:誤って飲み込んでも安全な成分で作られているものが推奨されます。

•風味:子どもが歯磨きを嫌がらないように、いちごやグレープなどの風味付きのものが人気です。

当院ではチェックアップをおすすめしております!

使用量の目安

•歯が生えてから2歳: 900〜1000ppmeFの歯磨剤を1〜2ミリ程度

•3〜5歳: 900〜1000ppmFの歯磨剤を5ミリ程度

•6歳〜成人:1400〜1500ppmFを1、5〜2センチ程度

歯磨き粉を選ぶ際のポイント

歯の悩みに応じた成分を確認する

歯周病、虫歯、知覚過敏、ホワイトニングなど目的に合った成分が含まれているかをチェックしましょう。

2.適切なフッ素濃度を選ぶ

フッ素濃度は年齢や目的によって異なりますので、パッケージをよく確認してください。

3.信頼できるメーカーを選ぶ

歯科医師が推奨するブランドや製品を選ぶと安心です。

正しい歯磨き粉の使い方

1.歯磨き粉は適量を使う(つけすぎに注意)。

2.歯磨き後は軽くすすぎすぎない(特にフッ素配合の製品)。

3.毎食後、特に寝る前の歯磨きを徹底する。

まとめ

歯周病、虫歯、歯肉炎はいずれもプラークの蓄積が大きな原因です。毎日の口腔ケアと定期的な歯科医院でのチェックを組み合わせることで、これらの病気を予防できます。少しでも気になる症状があれば、早めに歯科医師に相談することが健康な口腔環境を保つ秘訣です。

かわもと歯科こども歯科クリニックでは、患者様に合った歯磨き粉の選び方や使い方を丁寧にご説明します。

お口の健康に関する疑問やお悩みは、お気軽にご相談ください。

予約・お問い合わせは電話またはLINEで承ります。

広島市の歯科・小児歯科(こども歯科)・予防歯科・矯正歯科・インプラント・ホワイトニングはかわもと歯科こども歯科クリニックへ。

〒739-1431 広島県広島市安佐北区落合2丁目35-8-2

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定期健診ってなぜ行くの?🦷🔍

2025年1月10日

みなさんこんにちは😃⭐️

安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科衛生士の益田です!

皆さんは歯科での定期健診は受けられていますか?

今回はなぜ定期健診が重要なのか、最近よく耳にする「予防歯科」とは何なのか、その内容についてご紹介していきます。

【1】歯科の定期健診とは?

歯科の定期健診は、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、口腔内の健康を長期間保つための重要な診療です。その目的を詳しく見ていきましょう。

1. 虫歯や歯周病の早期発見・早期治療

・虫歯の早期発見

初期の虫歯は、痛みを感じないことがほとんどです。定期健診では、歯科医師が細かくチェックし、初期の虫歯を発見します。適切な治療を施すことで、歯を削る量を最小限に抑えられます。

・歯周病の早期発見

歯周病は自覚症状が出にくい病気です。放置すると歯を支える骨が溶けてしまい、最終的には歯を失う原因になります。健診で歯茎や歯周ポケットの状態を確認することで、早期の治療が可能です。

2. 歯石やプラークの除去

歯石やプラークは虫歯や歯周病の原因となります。定期健診では、歯科医院でしか行えない専門的なクリーニングを実施します。

•歯ブラシで落とせない汚れの除去

歯と歯の間や歯茎の境目には、毎日の歯磨きだけでは落としきれない汚れがたまります。これらをプロフェッショナルクリーニングで取り除くことで、口腔内を清潔に保てます。

•歯石の再付着を防ぐ

一度取り除いた歯石が再び蓄積しないよう、健診で定期的にケアすることが重要です。

3. 噛み合わせや歯並びの確認

•噛み合わせの異常

噛み合わせがずれていると、特定の歯に負担がかかり、歯や顎のトラブルにつながります。

•歯並びのチェック

歯並びが乱れると、汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。健診では、歯並びの状態もチェックし、矯正が必要な場合は希望があれば矯正についてお話をさせていただきます。

4. 詰め物や被せ物の状態確認

•詰め物や被せ物の劣化

詰め物や被せ物は、長期間使用すると劣化したり外れたりすることがあります。定期健診でこれらの状態を確認し、必要に応じて治療を行います。

•治療した歯の虫歯の再発防止

一度治療した歯は再度トラブルが起こりやすいです。虫歯の再発リスクを防ぐためにも、定期的なチェックが欠かせません。

5. 歯科医師、歯科衛生士からのアドバイス

定期健診では、患者様一人ひとりに合わせたアドバイスを受けられます。

•正しい歯磨き方法の指導

患者様の歯並びや汚れの付き方に応じた、適切な歯磨き方法を教えてもらえます。

•食生活の見直し

糖分の摂取や飲食の習慣が虫歯や歯周病の原因になる場合、それらを改善するためのアドバイスが受けられます。

•日々のセルフケアの見直し

歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方についても指導をさせていただきます。

6. 口腔がんの早期発見

口腔内の異常を早期に発見することで、重大な疾患のリスクを軽減します。特に歯茎や舌などに目立った異常がないかを健診で確認できます。

7. 患者様の安心感の向上

定期的に口腔内をチェックすることで、自分の歯や歯茎の健康状態を把握でき、不安を解消することができます。健康であると分かれば安心感を得られ、必要なケアが明確になることで、モチベーションも高まります。

【2】予防歯科とは?

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口腔内の病気を未然に防ぐための診療です。治療が必要になる前に適切なケアを行うことで、健康な歯と歯茎を長く保つことを目指します。

予防歯科の考え方は、「治す歯科」から「守る歯科」へシフトすることです。

1.予防歯科の具体的な内容

予防歯科では、以下のようなケアが行われます。

・プロフェッショナルクリーニング(PMTC)

専門の機器を使って、歯ブラシでは落としきれない歯垢や歯石を除去します。特に歯周ポケット内、歯と歯の間や、歯茎の境目のケアが重要です。

・ブラッシング指導

患者様ごとの口腔内の状態に応じた、正しい歯磨きの方法を指導します。日々のケアが最も重要です。

・フッ素塗布

歯の表面にフッ素を塗ることで、虫歯への抵抗力を高めます。特にお子様や虫歯のリスクが高い方に効果的です。

2.予防歯科のメリット

・虫歯・歯周病のリスク軽減

専門的なクリーニングやフッ素塗布により、病気の発生リスクを大幅に低減できます。

・自然な歯を守る

一度削ったり抜いたりした歯は元に戻せません。予防歯科を行うことで、自然な歯を長く保つことができます。

・全身の健康を守る

口腔内の健康は、糖尿病や心疾患、肺炎などの全身疾患とも深く関わっています。予防歯科により、これらの病気のリスクを下げることができます。

3.セルフケアとプロフェッショナルケアの違い

日々の歯磨きやフロスは非常に重要ですが、それだけでは十分にケアできない部分もあります。

例えば…

•歯石の除去:歯ブラシでは取れない歯石は、歯科医院での専門的なケアが必要です。

•細かいチェック:虫歯や歯周病の初期症状は自分では気づきにくいため、プロのチェックが欠かせません。

 

予防歯科は、セルフケアとプロフェッショナルケアを組み合わせることで、効果を最大限に発揮します!!

【3】定期健診の推奨頻度

歯科の定期健診の頻度は、患者様の年齢や口腔内の健康状態、生活習慣によって異なります。一般的には3~6か月に1回の受診が推奨されていますが、ここではその理由や、個別の状況に応じた頻度について詳しく解説します。

1. なぜ3~6か月に1回が推奨されるのか?

•プラークと歯石の蓄積ペース

プラークは、食べ物のカスや唾液中の成分をエサにして短期間で蓄積します。これが硬化して歯石になるのは約2~3か月と言われています。歯石を早めに取り除くことで、歯周病のリスクを下げるため、3~6か月ごとの健診が適切です。

•虫歯や歯周病の進行スピード

虫歯や歯周病は初期段階では痛みや目立った症状が出ないため、定期的なチェックで進行を防ぐことが重要です。3~6か月ごとの健診なら、早期発見が可能になります。

•個々のリスクに対応

年齢や生活習慣、過去の治療履歴などに応じて、適切なタイミングで予防的な処置が行えます。

2. 患者様の状況別の推奨頻度

・健康な歯を持つ方(リスクが低い方)

口腔内が健康で、虫歯や歯周病のリスクが低い方は、3~6か月に1回の健診が推奨されます。この頻度で専門的なクリーニングとチェックを受けることで、健康な状態を維持できます。

・虫歯や歯周病のリスクが高い方

以下の条件に当てはまる場合は、3か月に1回の健診が理想的です:

– 過去に虫歯や歯周病の治療歴がある方

– 歯石が付きやすい方

– 歯茎に炎症が見られる方

– 妊娠中や更年期など、ホルモンバランスの変化で歯茎が影響を受けやすい方

・矯正治療中の方

矯正器具を装着している場合、器具の周りに汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。そのため、1~3か月に1回の健診が推奨されます。歯並びが変わることでケアの方法も変化するため、定期的な指導が必要です。

・高齢者の方

加齢に伴い歯周病や歯の喪失リスクが高まるため、3か月に1回程度の頻度で健診を受けることが望ましいです。また、入れ歯やブリッジの調整も重要です。

・糖尿病や喫煙習慣のある方

糖尿病患者や喫煙者は、歯周病の進行が早い傾向があります。これらの方は3か月に1回の健診が推奨されます。歯茎の状態を常にチェックし、炎症を抑えることが重要です。

 

3.頻度の目安は歯科医師に相談を

健診頻度の最適な間隔は、患者様ごとのリスク評価に基づきます。歯科医師と相談しながら、現在の状態に合ったスケジュールを立てましょう。また、健診の際には口腔内の状況を詳しく説明してもらうことで、今後のケアに役立てることができます。

⭐️定期健診の重要性まとめ⭐️

歯科の定期健診は、虫歯や歯周病を予防し、健康な口腔環境を維持するために非常に重要です。これらの疾患は初期段階では症状がほとんどなく、気づいたときには治療が難しくなっていることが多いですが、定期健診を受けることで早期発見・早期治療が可能になります。

また、歯石やプラークを専門的に除去することで、歯周病のリスクを軽減し、歯を長持ちさせることができます。さらに、歯科医師による適切なケア方法のアドバイスを受けることで、日々のセルフケアの質を向上させることができます。

口腔内の健康を保つことは全身の健康にもつながります。歯周病は糖尿病や心疾患との関連が指摘されており、定期健診はこれらの全身疾患の予防にも役立ちます。

定期健診は3~6か月に1回が理想的です。健診を習慣化することで、歯科トラブルを未然に防ぎ、快適な日常生活を送ることができます!

【ご予約・お問い合わせ】

歯でお悩みの方、定期健診希望の方は、かわもと歯科・こども歯科クリニックへお気軽にどうぞ!

かわもと歯科・こども歯科クリニック

•住所:〒739-1731 広島県広島市安佐北区落合2丁目35-8-2

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•対応内容:一般歯科、小児歯科(こども歯科)、予防歯科、矯正歯科、インプラント、ホワイトニング

お電話またはLINEでご予約ください!

 


こどもの歯並びははいつから決まるの?

2024年12月20日

みなさんこんにちは😊☀️

安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科助手の小笠原です⛱️

皆さんは子どもの歯並びがいつから決まるのか気になりませんか?

今回は「子どもの歯並びはいつから決まるの?正しい知識と予防策」についてお話ししたいと思います。

「子どもの歯並びは親の遺伝で決まる」というイメージを持つ方も多いですが、実際には生活習慣や周囲の環境が歯並びに大きく影響するといわれています。では、子どもの歯並びはいつから決まるのか、またその時期や影響する要因、親ができるサポートについてご紹介します。

1. 子どもの歯並びが決まる時期はいつ?

1-1. 乳歯が生え始める0~3歳

乳歯は、個人差はありますが、一般的に生後6か月頃から生え始め、3歳頃までに生え揃うといわれています。この時期に歯が正しい位置に並ぶことが、将来の歯並びにも影響します。

歯が生えるタイミングや順番が大幅にずれていたり、歯と歯の間が狭すぎたりする場合、後に問題が生じる可能性があります。また、指しゃぶりやおしゃぶりの使用も歯並びに影響を与えることがあります。

1-2. 顎の成長が進む3~6歳

3歳を過ぎると顎の成長が始まり、5~6歳頃には乳歯の下に永久歯が形成されます。この時期は顎の骨の発達が重要で、成長が不十分だと永久歯が正しい位置に並ぶスペースが足りなくなり、歯並びが乱れる原因となります。

1-3. 永久歯への生え替わり時期(6~12歳)

6歳頃から乳歯が抜け始め、永久歯に生え替わる時期です。この時期に、隣の歯とのスペースや顎の発育が不十分だと、歯が重なり合ったり、傾いたりする可能性があります。また、早期に乳歯が抜けると隣の歯が移動し、永久歯が正しい位置に生えにくくなることがあります。

1-4. 顎の成長が完成する12歳以降

永久歯がほぼ揃い、顎の成長も終了する時期です。この段階で歯並びが乱れている場合、矯正治療が必要になることがあります。ただし、顎の成長が終わる前に矯正治療を開始することで、より効果的な改善が期待できます。

2. 子どもの歯並びに影響する要因

2-1. 遺伝的要因

顎の大きさや歯の大きさ、形は遺伝の影響を受けることがあります。例えば、親から小さな顎と大きな歯を受け継いだ場合、歯並びが窮屈になることがあります。しかし、遺伝だけでなく環境や生活習慣も重要な要素です。

2-2. 指しゃぶりや舌癖

指しゃぶりや舌を前に突き出す癖が続くと、歯や顎に不自然な力がかかり、歯並びが乱れる原因になります。これらの癖が3歳以降も続く場合、歯科医院で相談することをおすすめします。

2-3. 食生活

柔らかい食べ物が中心の食生活は、顎の発育を妨げる可能性があります。顎の筋肉をしっかり使うためには、適度な硬さのある食べ物を取り入れることが重要です。

2-4. 歯のケガや虫歯

乳歯が早期に抜けてしまうと、隣の歯が移動してしまい、永久歯が生えるスペースが不足します。その結果、歯並びが乱れることがあります。虫歯やケガから歯を守るためにも、日々のケアが大切です。

3. 親ができる子どもの歯並びを守るサポート

3-1. 正しい生活習慣を身につける

•指しゃぶりや舌癖が続く場合は、早めに改善することをお勧めします。

•鼻呼吸を意識させ、口呼吸を予防します。

3-2. 栄養バランスの良い食事

硬い食材を取り入れた食事を意識することで、顎の発育をサポートできます。例えば、野菜スティックやおせんべいなどが適しています。

3-3. 歯磨きの習慣をつける

乳歯が虫歯になると、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。親子で一緒に歯磨きの時間を設け、正しいブラッシング方法を教えましょう。

口呼吸と歯並びの関係について

口呼吸は、歯並びや健康に悪影響を与えることが知られています。特に子どもの成長期における口呼吸は、歯並びの乱れや顔の骨格形成にも影響を及ぼすことがあります。口呼吸と歯並びの関係、口呼吸が与える影響、そして改善方法についてご紹介していきます。

1. 口呼吸とは?

口呼吸とは、文字通り口を開けて呼吸をすることを言います。本来、人間は鼻で呼吸をすることが自然な形ですが、何らかの原因で鼻呼吸ができなくなると、口呼吸の習慣が身についてしまうことがあります。

1-1. 口呼吸になる原因

口呼吸の原因には以下のようなものがあります:

•鼻詰まり(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など)

•扁桃腺やアデノイドの肥大

•舌の筋力不足(舌が正しい位置に保てない)

•口を開ける癖(睡眠中や日中)

•環境要因(乾燥した空気や姿勢の悪さ)

2. 口呼吸が歯並びに与える影響

2-1. 歯並びの乱れを引き起こすメカニズム

口呼吸の習慣があると、舌の位置が低くなることが多いです。正常な鼻呼吸では、舌が上顎に正しく収まり、歯列の形を維持します。しかし、口呼吸では舌が下がり、歯や顎への圧力が不均一になるため、以下のような問題が生じやすくなります。

•出っ歯(上顎前突):口を開けていると、上の前歯に力がかかり、歯が前に押し出されます。

•開咬(オープンバイト):上下の歯がしっかり噛み合わず、隙間ができることがあります。

•受け口(下顎前突):顎の成長バランスが崩れ、下顎が前に突出する場合があります。

•歯列の狭窄(狭い歯並び):舌が上顎を正しく支えられないと、顎が十分に発育せず、歯が並ぶスペースが不足します。

2-2. 顔の骨格への影響

口呼吸が続くと、歯並びだけでなく顔の骨格形成にも影響を与えます。以下のような特徴が見られることがあります:

•口元が突出する(「アデノイド顔貌」と呼ばれる特徴的な顔つき)

•顎が小さい(顎の発育が不十分)

•下顔面が長くなる(顔の下半分が縦に長くなる)

3. 口呼吸が引き起こすその他の問題

3-1. 虫歯や歯周病のリスク増加

口呼吸をしていると、口腔内が乾燥しやすくなります。唾液には殺菌作用や歯を保護する役割がありますが、乾燥によって唾液の働きが低下し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

3-2. 睡眠時の問題

口呼吸は、睡眠時無呼吸症候群やいびきの原因になることがあります。また、質の低い睡眠が続くことで、集中力の低下や成長ホルモンの分泌不全を引き起こす可能性があります。

3-3. 体全体への影響

鼻呼吸は空気を浄化し、温める働きがありますが、口呼吸ではこれらの機能が果たせず、免疫力の低下や喉の炎症を引き起こしやすくなります。

4. 口呼吸の改善方法

4-1. 原因を取り除く

口呼吸の原因となる疾患や習慣を改善することが第一歩です。

•鼻詰まりの治療:アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎は、耳鼻咽喉科で適切な治療を受けましょう。

•扁桃腺やアデノイドの肥大:必要に応じて外科的治療を検討します。

4-2. 口呼吸を防ぐトレーニング

•鼻呼吸を意識する:起きている間は、口を閉じて鼻で呼吸する習慣をつけましょう。

•口テープの活用:睡眠時に口を閉じるための口テープを使用するのも効果的です(安全性を確認の上使用してください)。

4-3. 筋力トレーニング

舌や口周りの筋力を鍛えるトレーニングを取り入れることで、口呼吸を改善できます。

•舌の正しい位置を覚える:舌を上顎に付ける習慣をつけます。

•唇を閉じる練習:唇の筋力を鍛えるために、紙やチューブを使ったトレーニングを行うと効果的です。

4-4. 矯正治療の活用

口呼吸による歯並びの乱れがすでに見られる場合、矯正治療が必要になることがあります。子どもの成長に合わせた早期治療は、顎の成長を利用して問題を効率的に解消することができます。

5. 定期的な歯科受診の重要性

口呼吸による歯並びや健康への影響を防ぐためには、歯科医院での定期検診が欠かせません。問題の早期発見や適切な指導を受けることで、健康な口腔環境を維持できます。

4. 子どもの歯並びに関するQ&A

Q1. 子どもの歯並びの問題は成長とともに改善されますか?

軽度の問題であれば、成長に伴い改善する場合もありますが、多くの場合は自然に治ることはありません。早めに歯科医院で相談することをお勧めします。

Q2. 何歳から矯正治療を始められますか?

矯正治療は一般的に6~7歳頃から始められることが多いです。ただし、具体的な時期は問題の種類や程度によるため、歯科医院で相談し診断を受けましょう。

ご予約・お問い合わせ

子どもの歯並びや矯正治療についてのご相談は、かわもと歯科・こども歯科クリニックへお気軽にどうぞ!

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•住所:〒739-1731 広島県広島市安佐北区落合2丁目35-8-2

•TEL:082-845-6505

•対応内容:一般歯科、小児歯科(こども歯科)、予防歯科、矯正歯科、インプラント、ホワイトニング

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朝、口臭がするのはなぜ??

2024年12月13日

みなさんこんにちは😊☀️

安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科衛生士の川本です🐣

皆さん口臭は気になったことはありますか??特に朝起きた時に口臭を感じる方も多いのではないでしょうか。。

朝目覚めたときに気になる「朝の口臭」。日常的に経験するものの、原因や対策を深く考えたことがない方も多いかもしれません。口臭は一時的なものであることがほとんどですが、改善策を実践することで不快な臭いを軽減できます。今日は朝の口臭の原因とその予防法についてわかりやすくお話ししていきます!!

1. 朝口臭が発生する主な原因

1-1. 唾液の分泌量の減少

睡眠中、唾液の分泌は大幅に減少します。唾液は口腔内の細菌を洗い流し、抗菌作用で細菌の増殖を抑える役割を持っています。しかし、唾液が少ない状態になると、口腔内が乾燥し、細菌が増殖しやすくなります。この細菌が、口臭の原因物質である「揮発性硫黄化合物(VSC)」を生成します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1-2. 細菌の繁殖

口腔内には常在菌が存在しますが、唾液が減ることでこれらの細菌が活発に繁殖します。特に、歯や舌に付着した食べかすや汚れを栄養源としてこの細菌たちは活動し、不快な臭いを放つガスを発生させます。

 

 

 

 

 

1-3. 口呼吸の影響

口を開けて寝る「口呼吸」の習慣がある方は、口腔内が乾燥しやすくなります。乾燥したお口の中は細菌が増殖しやすく、結果として朝の口臭が強くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1-4. 舌苔の蓄積

舌の表面に付着する白い膜状の汚れ「舌苔(ぜったい)」は、口臭の原因物質を生成する細菌が多く含まれています。舌苔が厚くなることで、口臭が強まる場合があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1-5. 胃腸の不調

逆流性食道炎や胃の働きの低下など、胃腸のトラブルが口臭を引き起こすこともあります。寝ている間に胃の内容物が逆流し、臭いが口腔内に広がるケースも考えられます。

2. 朝の口臭を悪化させる要因

2-1. 食生活の偏り

ニンニクや玉ねぎなど、臭いの強い食材を多く摂取すると、口臭が悪化することがあります。また、糖分や加工食品を摂りすぎると、口腔内の細菌が増殖しやすい環境を作ります。

 

 

 

 

 

 

2-2. アルコールやタバコ

アルコールやタバコは、口腔内の乾燥を引き起こすだけでなく、臭いの原因物質を増加させます。特に喫煙者は、タールやニコチンの影響で口臭が強くなる傾向があります。

2-3. 不十分な歯磨き

寝る前の歯磨きが不十分だと、食べかすや歯垢が歯の間や舌に残り、細菌が繁殖しやすくなります。これが翌朝の口臭につながります。

3. 朝の口臭を予防するための基本的な対策

3-1. 正しい歯磨きの習慣

寝る前の歯磨きは、朝の口臭を防ぐ最も基本的な対策です。歯ブラシだけでなく、以下を活用して丁寧にケアしましょう。

•歯間ブラシやデンタルフロス:歯と歯の間の汚れを除去

•舌ブラシ:舌苔をやさしく除去

3-2. 就寝前の水分補給

コップ一杯の水を飲むことで、口腔内の乾燥を軽減できます。水分補給は唾液の分泌を促し、口腔内の細菌増殖を抑える効果があります。

3-3. 鼻呼吸の習慣をつける

口呼吸を防ぐには、鼻呼吸を意識することが重要です。睡眠中の口呼吸が気になる場合は、鼻呼吸をサポートするための口閉じテープを使用するのも一つの方法です。

4. 日常生活で実践できる予防法

4-1. バランスの取れた食生活

食物繊維が豊富な野菜や果物を積極的に摂りましょう。これらは唾液の分泌を促進し、口腔内の健康を保つ助けとなります。

4-2. 禁煙と節酒

タバコやアルコールは、口臭を悪化させる大きな要因です。禁煙や節酒を心がけることで、口臭の改善が期待できます。

4-3. 定期的な歯科健診

虫歯や歯周病は、口臭の原因となる場合があります。歯科医院で定期的に検診を受け、専門的なクリーニングや治療を受けましょう。

5. 専門的なケアを受けるメリット

朝の口臭がなかなか改善しない場合、歯科医院での相談をおすすめします。以下のような専門的なケアを受けることで、口臭の原因を特定し、効果的な改善策を提案してもらえます。

•プロによる歯石除去やクリーニング

•舌苔のケア方法の指導

•虫歯や歯周病の治療

•生活習慣に基づくアドバイス

最後に!!

舌ブラシの使い方と注意点についてです😊

舌ブラシを使って正しく清掃することで、口腔内を清潔に保ち、口臭の予防につながります。以下では、舌ブラシの基本的な使い方と注意点を詳しく説明します。

1. 舌ブラシの使い方

1-1. 必要なもの

•舌ブラシ:専用のブラシまたは柔らかめの歯ブラシ

  舌磨き専用のジェル(あれば)

1-2. 手順

ステップ1:舌ブラシを準備する

舌ブラシを清潔な水で軽く濡らします。乾いた状態よりも、濡らした方が舌苔が除去しやすくなります。

ステップ2:舌の表面を確認する

鏡を見て、舌の表面に白い汚れ(舌苔)がたまっている部分を確認します。汚れが多い部分を重点的にケアします。

ステップ3:奥から手前へやさしく動かす

舌の奥側に舌ブラシを当て、手前に向かって軽く引きます。このとき、力を入れすぎないように注意しましょう。軽い力で撫でるように当てて1~2回引いたらブラシを水で洗います。

ステップ4:舌全体をまんべんなく清掃

舌の中央だけでなく、左右も同様に清掃します。数回に分けて、奥から手前に引く動きを繰り返します。

ステップ5:仕上げにうがいをする

舌ブラシの使用後は口を水でしっかりすすぎ、口腔内を清潔に保ちます。

2. 舌ブラシを使う頻度

舌ブラシの使用は1日1回が目安です。特に、朝起きたときや寝る前に行うと効果的です。頻繁にやりすぎると、舌を傷つける可能性があるため注意してください。

3. 舌ブラシを使用する際の注意点

3-1. 力を入れすぎない

舌の表面は繊細です。強くこすると舌の粘膜を傷つけてしまい、逆に口腔内の環境が悪化することがあります。軽い力で十分効果があります。

3-2. 奥に入れすぎない

舌ブラシを舌の奥に入れすぎると、嘔吐反射(オエッと感じる現象)が起きる場合があります。無理をせず、届く範囲で清掃しましょう。

3-3. 清潔な道具を使う

舌ブラシは使用後にしっかり洗い、乾燥させて清潔に保管してください。汚れたブラシを使用すると、細菌が舌に移り、口腔内のトラブルの原因になることがあります。

3-4. 舌が傷ついている場合は使用を控える

舌に炎症や傷がある場合は、舌ブラシの使用を避け、自然に治癒するのを待ちましょう。

4. 舌ブラシ以外で舌を清掃する方法

舌ブラシがない場合でも、以下の方法で舌を清掃できます:

•歯ブラシ:毛先が柔らかい歯ブラシを使用する。ただし、専用の舌ブラシよりも刺激が強いため、やさしく使う必要があります。

•ガーゼ:指に巻きつけたガーゼで舌をやさしく拭く。

5. 舌苔が多い場合は歯科で相談を

舌苔が多い場合、舌ブラシだけでは完全に除去できないことがあります。また、舌苔が増える原因として、口腔内の病気や生活習慣が関係していることもあります。歯科医院で舌の状態を診てもらい、適切なケア方法をアドバイスしてもらいましょう。

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