みなさんこんにちは😊☀️
安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科助手の小笠原です⛱️
~赤ちゃんから大人まで大切な「はじめての歯科受診」~
「歯医者さんって痛くなってから行くところ」――そんなイメージを持っている方は少なくないかもしれません。でも、実は歯医者さんは“痛くなる前”に行くことがとても大切です。
では、いったい何歳から歯医者に行けばいいのでしょうか? 今回は、歯科医院の初診のタイミングについてお話しします😊
1、実は「マイナス1歳」から始まっている!妊娠中の歯科受診の大切さ
「歯医者は子どもが生まれてから行くもの」と思っていませんか?
実は、お子さまの歯の健康はお母さんのお腹の中にいるとき=マイナス1歳から始まっているのです。
妊娠中はホルモンバランスが変化することで、歯ぐきが腫れたり出血したりしやすくなります。これは「妊娠性歯肉炎」と呼ばれる状態で、放っておくと歯周病へ進行する可能性があります。
また、妊娠中にお口の中の菌が増えると、生まれてくる赤ちゃんに虫歯菌を移してしまうこともあります。
だからこそ、妊娠中にお口の中をきれいに整えておくことが、赤ちゃんの虫歯予防にもつながるのです。
特におすすめの時期は『安定期(妊娠中期)』です。
つわりが落ち着いて治療も受けやすく、クリーニングや必要な処置も行いやすい時期ですので、ぜひこのタイミングで一度歯科医院にご相談ください😊
2、赤ちゃんの歯医者デビューは「1歳」頃が目安です
歯が生え始めるのは生後6ヶ月頃。最初に生えるのは下の前歯で、少しずつ他の歯も生えてきます。
では、歯が何本生えたら歯医者さんに行けばいいのでしょうか?
目安は「1歳」または「上の前歯と奥歯が生えてきた頃」です。ちょうどこの時期は、虫歯のリスクが少しずつ高まってくるタイミング。赤ちゃんの虫歯は進行が早く、あっという間に悪化してしまうこともあるため、早めのチェックが大切です。
また、1歳半健診で歯科受診を勧められることもあります。この機会を「はじめての歯医者さん」にするとスムーズです。
3、歯が生えていない赤ちゃんも受診できます
「まだ歯が生えてないのに、歯医者に行っていいの?」というご質問をよくいただきますが、歯が1本も生えていなくても、歯科医院で相談を受けることは可能です。
歯が生えていない時期の受診には、以下のようなメリットがあります。
•歯が生える前のお口のケア方法を学べる
•おしゃぶりや哺乳の習慣が歯並びに影響しないか確認できる
•離乳食の進め方と口腔発達のアドバイスが受けられる
•歯医者の雰囲気に慣れる“慣らし”として活用できる
この時期は、口の中の環境が整い始める大切な準備段階です。予防の第一歩として、歯が生えていないうちからの受診はとても有効です‼️
4、子どもの定期検診は「3ヶ月~6ヶ月に1回」が理想的
小さいお子さんの歯はやわらかくて虫歯になりやすいため、定期的なチェックと予防処置がとても大切です。
例えば、フッ素塗布やシーラント(奥歯の溝を埋めて虫歯を防ぐ処置)などは、定期的に受けることで虫歯のリスクを大幅に下げることができます。
特に注意したいのは、4歳~6歳頃と小学校低学年の時期。この時期は甘いおやつやジュースを口にする機会が増えたり、仕上げ磨きがおろそかになったりすることで、虫歯が増えやすくなります。
歯医者さんでのチェックと、日々のご家庭でのケアの両方が大切です。
5、永久歯が生え始めたら「歯並び」や「噛み合わせ」のチェックも👀
6歳前後からは、いよいよ永久歯が生え始めます。最初に生えてくる「6歳臼歯」は、将来のかみ合わせの土台になる大切な歯です。
この時期は、歯並びや顎の成長のチェックも重要になってきます。
もし歯並びが悪かったり、かみ合わせにズレがある場合は、早期に矯正相談を受けることで、成長を活かした治療が可能になることがあります。
「この歯の並び方で大丈夫?」「出っ歯や受け口が心配」といった不安があれば、お気軽にご相談ください😊
6、大人も「歯が痛くなくても」歯医者に行くことが大切です
虫歯も歯周病も、初期の段階ではほとんど症状がありません。痛くなったときには、すでに進行しているケースが多く治療が長引くことも😢
特に歯周病は、日本人の成人の約8割がかかっているとも言われており、放置すると歯を失ってしまう大きな原因になります。
大人の方も、3ヶ月に一度の定期的な検診とクリーニングを受けることで、歯と歯ぐきの健康を守ることができます。
7、歯医者さんは「予防」のために通う場所です
🔹予防歯科ってなにをするの?🔹
「予防歯科」とは、虫歯や歯周病を未然に防ぐためのケアを行うことです。
主な内容としては以下のようなことがあります:
•定期検診(虫歯・歯周病のチェック)
•プロによるクリーニング(PMTC)
•フッ素塗布(歯の再石灰化を助ける)
•シーラント(奥歯の溝を埋めて虫歯予防)
•歯みがき指導(年齢やお口の状態に合わせた磨き方)
これらのケアを定期的に行うことで、虫歯や歯周病の発生を大幅に減らすことができます。
🔹「治す」から「守る」へ🔹
一度削った歯や抜いた歯は、もう元には戻りません。
どれだけ優れた治療を行っても、天然の歯に勝るものはないのです。
だからこそ、歯を守るためには**「悪くなる前」に対応すること**が重要。
小さな変化を早期に見つけて、最小限の処置で済ませられるのが「予防」の力です。
歯科医院は「通うほど治療が減る」場所
予防のメリットは、ただ虫歯や歯周病を防ぐだけではありません。
通えば通うほど、治療の回数や費用が減る傾向があるというのも大きなポイントです。
•定期通院している方ほど、虫歯の数が少ない
•治療にかかる時間や費用が少なくて済む
•お口の健康が整い、結果的に人生のQOL(生活の質)も向上する
こうした実感を得られる方が年々増えています。
「痛くなったら行く」から「痛くならないように通う」へ。
歯科医院の役割は、今や治療だけでなく予防や健康管理へと広がっています。
定期的に通院することで、虫歯・歯周病の早期発見ができ、治療回数も減らせるようになります。お子さまからご高齢の方まで、すべての世代で予防歯科がとても大切です。
8、まとめ:歯科受診のタイミングは「妊娠中から生後すぐ」までがカギ!
•『妊娠中(マイナス1歳)』からお口のケアをスタート
•歯が生えていない時期もケアのアドバイスや環境づくりが可能
•赤ちゃんの歯医者デビューは1歳頃が目安
•子どもは3~6ヶ月ごとの定期検診を
•永久歯の生え始めは歯並び・かみ合わせのチェックを
•大人も予防のために歯科通院を習慣に!
「うちの子、そろそろ歯医者に行った方がいいかな?」「まだ歯がないけど行ってもいいの?」
そんな迷いがある方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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