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母乳と虫歯の関係

2023年12月20日

こんにちは😊✨安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にあ歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニック、歯科衛生士の難波です。

今年も、あっという間にもう少しで終わってしまいますね😅忙しい年末ですし風邪が流行っていますので、お体に気をつけてお過ごし下さい!

今回は母乳と虫歯の関係についてお話します

母乳と虫歯が問題になる時期は、そのほとんどが1歳の誕生日前後から2歳の誕生日前ぐらいの約1年間です。この間に虫歯が出来て歯科を受診するお子様のほとんどが母乳継続中か最近卒乳したばかりというケースです。赤ちゃんは生まれて、おっぱいだけを飲んでいるときの母乳は、何の問題もありません。また、生後半年を過ぎて離乳食を食べ始め、母乳と離乳食の両方をとっていたとしても、ほとんど問題が起きる事はありません。最初に母乳が変わるのは、1歳以降の夜間の授乳時です。1歳の頃、上の前歯が4本生えそろいますが、それ以降も夜間の授乳を行うと乳首と上の前歯の裏側の間に乳汁が停滞し、そこから虫歯が生じる原因になります。また赤ちゃんが乳首をくわえたまま寝てしまうとさらに虫歯になる危険性が増していきます。これは就寝中は唾液の流れが少なくなり、昼間のように唾液が乳汁を洗い流してくれなくなることが原因です。口の中の環境が変化することで母乳は虫歯の原因になってしまいます。

 

 

1歳半までに虫歯で受診するお子様の多くが特に上の前歯の裏側が虫歯になっており、夜間に数回以上母乳を飲んでいる事が多いです。夜間の授乳回数が多い場合は、昼間に外遊びをして夜ぐっすり寝れるようにしたり、授乳時には母乳をしっかり飲ませて頻度を減らす工夫が必要になります。そして市販の飲料(お茶やお水は除く)やお菓子を食べるようになっているのにまだ授乳している場合は要注意です。ショ糖が入った飲食物を摂取すると歯面にプラークが付着します。プラーク中の虫歯菌は母乳中の乳糖からも酸を産生して歯を脱灰していきます。歯はあっという間に虫歯になり進行も早くなります。そのため授乳中は、なるべく、お菓子や市販の飲料は与えないほうが良いです。逆にお菓子やジュースを飲むなら授乳をやめるか回数を少なくし、歯みがき、フッ素塗布を十分に行うよう心がけ、定期検をして頂くことが大切になります。

定期検診はお電話もしくはLINEでもご予約が可能です。まずはご連絡ください

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