安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと・歯科こども歯科クリニックの歯科衛生士の川本友梨奈です!
つい最近までは朝晩冷え込み、暖房を毎日付けていましたが、今日はとても暖かく春の訪れを感じた1日でした🌸4月は入学や、社会人になったりと新しい環境になる方も多いのではないでしょうか。私は社会人3年目となりました。今年も目標を立てそれに向けて頑張っていきたいと思います!
さて今回は『まとめ食べ』と『だらだら食べ』についてお話ししていきます。
始めに、、
口の中では食事をするたびに歯の表面が溶けて、唾液の力で修復されてを繰り返しています。
普段の私たちの口の中はph7で中性に近い弱酸性です。しかし、むし歯菌は、口の中に入ってきた糖分を分解して酸を作り出しますので、食事中の口の中は酸性に傾きます。酸性に傾くことで歯の表面のミネラル分が溶けていってしまいます。ミネラル分が溶け出して歯が白っぽくなることを脱灰(だっかい)と言いこれはむし歯の前兆です!!!
ただ、ずっと歯が溶けている訳ではなくて、食事が終わって時間がたつと今度は唾液の力で口の中は中性に戻り、歯は再石灰化(むし歯を元に戻す、修復させる)していきます。
私たちの口の中は食事のたびにむし歯の危険にさらされて(脱灰)、食事が終わると唾液によって修復される(再石灰化)を繰り返しています。
だから‼️「まとめ食べ」が重要になります。
三度の食事をやめることはできないので、まずはおやつの食べ方を改善しましょう!!食事と食事の間に何回もおやつ、ジュースを食べたり飲んだり、飴やチョコ、グミを、だらだらずっと食べている。これをやめましょう!だらだら食べをしていると、口の中は常に酸性に傾き、修復しようと唾液を出してもまた、酸性に傾く。悪循環です。修復ができないので歯の表面が弱くなりいずれ穴があいていきます。
おすすめは「まとめ食べ」です。ケーキやジュースなどの甘いものは食後のデザートにして一気に食べましょう。それから歯磨きをしっかりすれば口の中が酸性になって脱灰している時間は1日を通して短くなります。もし食間におやつをとるならおやつの内容に気をつけてください。砂糖が多く含まれているものよりも酸性に傾かない季節の野菜や昆布、ナッツがおすすめです。
当院ではおやつの摂り方の改善ももちろんですがお家でもフッ素ジェルの使用をしていただくことをおすすめしております。夜寝る前の歯磨き後に、フッ素ジェルを塗り、うがいをせずに寝てもらいます。
フッ素も併用し、まとめ食べを意識して虫歯予防をしていきましょう🦷!!!