みなさんこんにちは😊✨
安佐南区・可部・高陽・白木からも通いやすい、安佐北区にある歯科医院(歯科・歯医者)、かわもと歯科こども歯科クリニックの歯科衛生士の益田です☺️
だんだん夏に近づいてきました。外にいるのもしんどいくらいの気温ですね🥵🥵みなさん、熱中症にはご注意ください!
今回は「タバコが体に与える影響」についてお話させていただきます。
身近にたばこを吸う方はどれくらいいらっしゃいますか?また、あなたは喫煙者ですか?
日本では「禁煙促進運動」が進められています!
喫煙スペースが減ったり、分煙化や禁煙化した飲食店が多くなりました。現在では禁煙を促している企業も存在しています。
“喫煙は体に悪い”とは言いますが、具体的に体へどのような悪影響があるのでしょうか。
がん、心疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、糖尿病、早産…そして、歯科で代表的なのは歯周病との関わりです。
厚生労働省ヘルスネットより引用
タバコを吸う人は吸わない人に比べて、歯周病になりやすく、進行速度も速くなります。また、治療をしても治りにくいことも分かっています。
[主な理由]
①歯ぐきの血行が悪くなり、歯ぐきに酸素や栄養が十分に行きわたらない
②歯ぐきの抵抗力が弱まり、細菌と戦う白血球の働きが半減し、免疫力が低下
③唾液の分泌が抑えられるため、プラークや歯石が付きやすい
どんな人のお口の中にも歯周病菌は存在しています。
その歯周病菌と戦う抵抗力がどれだけあるかが重要です。
[喫煙者のリスク]
・歯周病の発症と重症化リスクの増加
・歯垢が付着しやすい、虫歯リスクの増加
・ヤニによる歯面の汚れ
・血行不良、タールによる歯茎の黒色化
・口臭
・口腔がん発症リスクの増加
・歯科治療の改善の阻害
日本ヘルスケア歯科学会より引用
喫煙を続けている限り無くならない悪影響です。
また、周囲にいる人がタバコの煙を吸ってしまう受動喫煙では非喫煙者へ悪影響を与えてしまいます。
さらに、妊婦が喫煙をしたり受動喫煙をしてしまう環境にいることは危険です!
・胎児の呼吸器系の成熟の遅延
・先天異常や小児がんのリスクの増加
・早産、低体重児出産
・乳幼児突然死症候群
を引き起こしてしまう可能性も高まります。
我が子を守るため、ご自身の健康を守る為にも喫煙はやめましょう。
禁煙に成功しても、すぐに非喫煙者と同じ健康レベルにはなりません。
肺がんのリスクが喫煙者に比べて約半分に低下するのは禁煙成功から約10年後と言われています。
喫煙による健康被害は多くあります。
歯周病や他の歯科治療の治りを良くする為にも、禁煙はとても大切です!
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